「ハゲている人ほど前立腺がんになりやすい」という研究結果

ロケットニュース24 / 2012年6月4日 10時0分

「ハゲている人ほど前立腺がんになりやすい」という研究結果

薄毛、抜け毛、ハゲでお悩みの男性にとっては追い打ちをかけるかのような研究結果が発表された。それによると、禿げている人ほど前立腺がんになりやすいという。

カナダにあるトロント大学のニール・フレッシュナー博士は、59~70歳の男性214人を対象に、禿げと前立腺がんとの関連性を調査した。その結果、ハゲが進行している人ほど前立腺がんを発症しているということがわかったそうだ。

博士によると、「原因として確かなことは今のところ不明だが、男性ホルモンの一種であるテストステロン値の増加が主な要因ではないか」とのこと。テストステロンは前立腺疾患に影響を与えるものとして知られているが、実はハゲにも関与しているという。

今回の研究以外にも2010年には、ハゲている男性は前立腺肥大症になりやすいと報告されている。またスペインの研究者によると、20~30代でハゲた人はそうでない人と比べて、前立腺肥大症になる可能性が高いとの報告もある。

このように複数の専門家らが禿げと前立腺疾患との関係性を指摘しているのだ。そして、そこにはテストステロンが関わっているとみられている。

ただし今回の研究では、前立腺特異抗原(PSA)の数値が高く要検査と診断されたことがある人たちのみを被験者として採用している。このPSAとは、前立腺から分泌される物質であり、その数値ががんか否かを判断するひとつの基準となっているものだ。つまり、すでに前立腺がんの疑いのある人たちのなかでの禿げの進行具合とがん発症率を調べたものなのである。

さらに被験者の年齢も59~70歳と若年層は含まれていないため、さらなる詳しい研究が必要であることは博士も認めている。そのうえで、「ハゲている男性は、早期のうちに前立腺疾患に関する検査を受けておくと後のリスクを減らすことができるでしょう」と語っている。

まだまだわかっていないことも残されているとのことで、今後のさらなる研究報告が待たれる。いずれにしても男性、特にハゲが進行している方は一度検査を受けてみたほうが良さそうだ。

参照元:Mail Online(英文)
photo: Rocketnews24.


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