食後すぐの歯磨きは歯に深刻なダメージを与えることが判明 / 少なくとも30分経過後が理想的

ロケットニュース24 / 2012年6月8日 14時0分

食後すぐの歯磨きは歯に深刻なダメージを与えることが判明 / 少なくとも30分経過後が理想的

歯の健康のために歯磨きが大切であることは周知の事実。磨き方や一日に磨く回数などに気を使っている方は多いと思うが、 “磨くタイミング” を意識しているという方はどれくらいいるだろうか。

実はいま、歯磨きをするタイミングの重要性が指摘されている。というのも、食後すぐの歯磨きは歯に深刻なダメージを与えることが最新の研究で判明したのだ。

米シカゴに本部を置く総合歯科学会(AGD)は、実験によりこれを明らかにした。歯の外側にはエナメル質があり、その内側には象牙質(デンティン)と呼ばれるエナメル質よりも柔らかく虫歯が進行しやすい層がある。実験では、この象牙質のサンプルを被験者たちの口内に装着し、それぞれ異なったタイミングで歯磨きを行ってその腐食度合いを観察した。

すると、食後30分経たずに歯を磨いた被験者の口内では、象牙質の腐食が確認された。さらに、20分以内に磨いた被験者では腐食具合は著しく増していたという。しかし、食後30分もしくは1時間経過してから磨いた人たちにはほとんど腐食がみられなかったそうだ。

AGDの学長であるハワード・ギャンブル医師によると、「食後すぐに歯を磨くと、食べ物に含まれていた酸を歯のより深い部分へ、より早く浸透させることになります。今回の実験により、歯磨きによって歯の腐食が促進されてしまうのは、食事をしてから30分以内であることがわかりました」とのこと。

この結果を踏まえて、「歯の腐食を防ぐには、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましいです」と語っている。

そうは言っても、忙しい日々を送る現代人にとって食後30分なんてなかなか待ってはいられないものだ。特に朝、出勤前の30分は貴重な時間である。しかし、「食後すぐには磨かないほうが良い」ということをまずは意識することが大切なのかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr Hanna-


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