【中国宇宙ステーション】 いよいよ有人実験へ! 宇宙船は6月16日に発射予定 / 現地では女性宇宙飛行士誕生にも期待

ロケットニュース24 / 2012年6月11日 21時0分

【中国宇宙ステーション】 いよいよ有人実験へ! 宇宙船は6月16日に発射予定 / 現地では女性宇宙飛行士誕生にも期待

宇宙産業と言えば、その黎明期からアメリカ、そして旧ソ連時代を含めロシアが世界をリードしてきた。

そんななか2011年9月に中国が自国の宇宙ステーション「天宮1号」の打ち上げに成功世界の宇宙産業における勢力図が変わるのではないかと注目された。その後、同年11月1日に宇宙船・神舟8号による無人実験を行い同機は11月17日に無事に地球帰還を果たしている。

そして今年にも行われるとされていた宇宙ステーションにおける有人実験。そのための宇宙船の発射が来たる6月16日(土)にも行われる予定だというのだ。

現地メディアの報道によると、宇宙船・神舟9号はすでに内モンゴルの酒泉宇宙センターに運ばれ、準備は最終段階に入ったそうだ。地球を周回中の宇宙ステーション・天宮1号も受け入れ態勢は万端である。

今回の主な目的は有人飛行での宇宙船と宇宙ステーションのドッキングだ。今回のドッキング操作は全て手動だ。この実験と前回の無人実験と併せ、中国のドッキング技術の検証が行われる。

任務は3名の宇宙飛行士が赴く予定だ。1名は有事に備えて宇宙船内で待機、残りの2名が宇宙ステーション内で各種実験を行う。宇宙滞在期間は10~20日間ではないかと見られている。

その3名の宇宙飛行士だが、今回は中国初の女性宇宙飛行士が誕生する予定だ。公表されている候補者は空軍の輸送航空部隊出身の劉洋さんと王亜平さんの2名。現地ではこぞって彼女らの写真や経歴が報じられどちらが選ばれるか注目されている。

2名の男性宇宙飛行士も5名の候補者は発表されているものの、最終的に誰が任務につくことになるのかはまだ発表されていない。発表は16日の打ち上げ当日になると各社は報じている。

現在、稼働中の国際宇宙ステーションは2020年にその役目が終わる予定だ。一方、中国は2020年を目標に自国の宇宙ステーションの本格的な建設計画を進めている。今回の実験も、もちろんその一環である。

先の無人ドッキング実験はたった半年前に行われたところ。こんなに早く有人実験に入るとは……中国の宇宙開発産業のスピードには目を見張るものがある。またそれは同時に同国が宇宙開発に多大なる力を入れている証拠でもあろう。

参照元:Youku 北京電視台新浪新聞中国経済網(中国語)


この記事の動画を見る

●関連記事

ロケットニュース24

トピックスRSS

ランキング