【世界最強ピザの旅】チュニジア・トズール『Berber Pizza』のピザ / あまりにも斬新かつ伝統的な製法

ロケットニュース24 / 2012年7月3日 11時0分

【世界最強ピザの旅】チュニジア・トズール『Berber Pizza』のピザ / あまりにも斬新かつ伝統的な製法

世界中の美味しいピザを紹介する『世界最強ピザの旅』。今回は、欧米から離れてアフリカ大陸の絶品ピザをご紹介したいと思う。ピザとアフリカの組み合わせはあまりイメージできないかもしれないが、チュニジアの先住民族ベルベル人の伝統的な人気の絶品ピザが存在する。

そのピザはチュニジアの地方都市・トズールにある『Berber Pizza』(ベルベル ピッツァ)のピザ。ベルベル人の夫婦が経営しているピザ専門店で、店内には席が2席しかなく、ほとんどテイクアウト用のようなレストランとなっている。ここのピザは非常に個性的で、日本のガイドブックも掲載されたことから、日本人もたまにやってくるとのこと。

ここのピザは欧米の製法とは違い、鉄板で焼いて作る。注文を受けてから生地をこねて丸く引き伸ばす。もちろん生地はベルベル人の伝統的なレシピによるもの。その生地に野菜とスパイスをミックスした辛いペーストをたっぷりと塗る。そこに同じく丸くした生地をかぶせる。つまり、ペーストを生地で密封する。

その上多胎のまま鉄板にのせ、じっくりと中火で焼いていく。表と裏の両方をしっかりと焼いたら完成。具はペーストのみで、チーズもオイルも使わない。とにかく辛いペーストのみ! それをくるくると巻いてケンタッキーのツイスターのように食べてもいいし、ナイフとフォークで切って食べてもいい。

その味は非常にスパイシーでありながら、生地の小麦のウマミがペーストの辛さにマッチしており、素晴らしく気分が高まる。「小麦が焼けた味」は人の食欲を増幅させるものだが、そこに野菜のウマミたっぷりなスパイシーペーストがくわわるのだから、美味しくならないはずがない。

ちなみに、ベルベルピッツァはベルベル人にとって伝統的な料理であり、レシピをインターネット上で知ることもできるので自分で作ることも可能だ(この店の味は出せないが)。余談だが、どうやらこの店は『地球の歩き方』にも掲載されているらしく、掲載されている写真が間違って隣のピザ屋になっているため、隣のピザ屋に入って西洋風のピザを食べて「ベルベルピザうまかった!!」と言ってる日本人がいるらしい。なんとも困った状況である。
 
Correspondent: Kuzo


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