【世界最強ピザの旅】イタリア・ローマの『PIZZERIA REMO』のピザ / 新鮮ルッコラが味の決め手

ロケットニュース24 / 2012年7月5日 11時0分

【世界最強ピザの旅】イタリア・ローマの『PIZZERIA REMO』のピザ / 新鮮ルッコラが味の決め手

他の野菜よりも高額なため、日本のピッツェリアではルッコラを大量に盛りつけたピザを提供する店は少ない。だからこそ、イタリアに行ったらルッコラを思うぞんぶん味わってほしい。イタリア・ローマにおいて、ルッコラのピザを堪能したいなら『PIZZERIA REMO』(ピッツェリア レーモ)をおすすめする。

ミラノ、ローマ、ナポリ、シチリアともに、ルッコラのピザは非常に人気が高い。シャキシャキとした食感と、品種や採取時期によって違う苦味。同じ店でも食べるが違うと味が変化する。それがルッコラのピザであり、食べる者を楽しませてくれるのだ。「ピザといったらルッコラ」という人が多くいるほどである。

店の地域はローマの中心部からわずかながらはずれているが、それでも夕方になると多くのローマっ子たちが集まって『PIZZERIA REMO』のピザの味を楽しみつつ、ダンナや妻に対するグチや仕事の文句に華を咲かせる。

どのピザも6~7ユーロなので庶民的ピッツェリアとしては10~15%ほど高額ではあるが、それでも客足が絶えない。ポルチーニ茸のピザは独特のヌメリがあって日本人からするとイマイチだが、ルッコラのピザ( RUGHETTA )は万人が絶品だと口をそろえて言う。

ルッコラについて詳しく語ると1冊の本になってしまうほど長話になってしまうが、すでに解説したとおりルッコラにも種類があって、ものにより「苦味」の性質が異なってくる。苦味が強いルッコラはピザに適しておらず、悲しいことに日本で食べるルッコラのピザは苦味が強すぎることが多々ある。

オリーブオイルのマイルドな味、岩塩のキリッとした辛さ、生地の香ばしいウマミ。ルッコラの苦味が強すぎると、ピザにとって重要なそれらの味を打ち消し、台無しにしてしまうのである。ピザにベストなルッコラは苦味がほんの少しだけあれば良く、そういうルッコラを探しだしてピザに使用しているピッツェリアのピザはどれも美味しい。

風味が強いが嫌な苦みにならないワイルドルッコラ(ルッコラ・セルバチコ)を使用しているピッツェリアがあったら、きっとそこのピザは(ルッコラを使用していなくても)どれも絶品に違いない。シェフにこだわりがある証拠だ。話がそれてしまったが、『PIZZERIA REMO』に行くことがあればルッコラのピザを食べてみよう。それなりに良い感想を持って店をあとにできるはずだ。

ちなみに、ここのティラミスはそこそこ美味しい。ピザのあとに食べておきたい一品である(絶品とまではいかないのであしからず)。コーヒーには強いこだわりはないようなので、観光客ならば食後は都心部の他のカフェテリアで歴史的建造物を見ながら一服したほうが良いだろう。観光地の適当なカフェテリアでもかまわない。
 
Correspondent: Kuzo


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