ホテルの室内で最も汚いのは「照明のスイッチ」と「テレビのリモコン」であることが判明 / トイレと同レベルの汚さ

ロケットニュース24 / 2012年7月11日 19時0分

ホテルの室内で最も汚いのは「照明のスイッチ」と「テレビのリモコン」であることが判明 / トイレと同レベルの汚さ

ホテルに滞在するとき、あなたが部屋に入って最初にすることは何だろうか。荷解きか、室内チェックか……いやいや厳密にいえば、たいていの場合まずは部屋の電気をつけるだろう。だが次回からは、電気をつけるよりも先にそのスイッチを除菌用ウェットティッシュなどで拭いたほうが良いかもしれない。

米国微生物学会で報告された研究結果により驚きの事実が明らかになった。なんと、ホテルの室内で最も汚い場所は照明のスイッチとテレビのリモコンだという。

米ヒューストン大学のケイティ・キルシュ氏率いる研究チームが発表した。対象となったのはテキサス州、インディアナ州、サウスカロライナ州にあるホテルのそれぞれ3部屋ずつ計9部屋。1部屋につき19カ所からそれぞれ細菌の量を調べ、「コロニー形成単位」と呼ばれる菌数を表す単位で数値化し汚染度を比較した。

その結果、照明のスイッチとテレビのリモコンがトイレや洗面台と並んで最も不衛生な場所であることが判明。トイレなどは予想通りの結果とも言えるが、スイッチやリモコンも想像以上に細菌に汚染されていたのである。

検出された細菌は複数種であることも判明した。そのなかのひとつである大腸菌の量を数値化すると、スイッチが111.1、リモコンが67.6、電話の押しボタンが20.2となり、大腸菌に限ってみると照明のスイッチがダントツで汚染されているのがわかる。

ちなみに、ホテルの清掃員が部屋を掃除する際に使用するスポンジの汚染レベルは500だったとのこと。また室内で特に細菌量が少なかったのは、カーテンレールやベッドの頭部にあるヘッドボード、洗面室のドアノブであることも明らかになった。

キルシュ氏は、「今回の結果だけではサンプル量は少ないですが、ホテルの清掃員や責任者たちが衛生問題に取り組むうえでの参考にはなると思います」と語っている。

「室内だけでなく掃除用具自体にもかなりの細菌が繁殖していることがわかりました。これでは部屋から部屋へ細菌を運んでいることになります。掃除の仕方だけでなく、掃除用具の清潔さなど根本的なところから見直すきっかけになればと思います」とのこと。

ホテルの利用客にとってみれば、ホテル側には衛生面にきちんと取り組み隅々まで清潔に保っていただきたいものである。だがそれと同時に、トイレの後は手を洗うなどの基本的な衛生管理をひとりひとりが意識することも大切である。

参照元:Mail Online(英文)
photo: rocketnews24


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