最初は演技でもいい!? 相手を魅力的だと思いこむと恋愛に発展する可能性が高まることが判明

ロケットニュース24 / 2012年7月12日 18時0分

最初は演技でもいい!? 相手を魅力的だと思いこむと恋愛に発展する可能性が高まることが判明

お見合い結婚は昔に比べて少なくなり、恋愛から結婚という流れが主流になっている。だが、いくつかの研究ではお見合い結婚をした夫婦は、恋愛結婚で結ばれた夫婦よりもお互いに対する愛情が強くなり、関係が長続きすることが判明している。

その秘訣の一つが「相手を魅力的だと思いこむこと」だ。ある実験によると、相手を魅力的だと思いこむと、相手の魅力を受け入れられるようになり、恋に落ちる可能性も高まることが判明したそうだ。

それは、英国ハートフォードシャー大学のワイズマン教授が行った実験で明らかになったもの。実験では、初対面の男女が一対一で親睦を深める「合コン」イベントを開催した。ボランティアで参加した100名の男女は、既に相手に対して恋に落ちているかのように振舞うよう指示された。

参加した男女は手を握ったり、じっと見つめあったり、秘密をささやきあったりと「既に恋に落ちている演技」をした。イベント後、参加者に相手に対する気持ちを尋ねたところ、45パーセントの参加者がもう一度相手に会いたいと感じたという。演技をしない場合、相手に再度会いたいと思う確率は約20パーセントだというから、2倍以上の確率だ。

感情がまず先にあって、その後に行動に結びつくと考えられがちであるが、今回の実験で示された結果は逆だった。ワイズマン博士は「考えと感情を変化させるには、行動することが最も簡単で効果の大きい方法なのです」と言う。

「相手を魅力的だと思い込む」これは、お見合い結婚をした夫婦の結びつきが強い理由にも通じる。ハーバード大学のロバート・エプスタイン博士が、お見合い結婚をした100組のカップルを長期にわたって調査したところ、恋愛結婚の場合は18ヶ月後には愛情のレベルが出会いの頃の半分ほどに下がるのに対して、お見合い結婚の夫婦は互いに対する愛情が徐々に上がることが判明したという。

お見合い結婚による夫婦の結びつきの強さに関して、もう一つ重要なキーワードは「義務感」だ。お見合い結婚では通常、結婚を継続させなければならないという義務感が恋愛結婚に比べて強い。別れるという選択肢は基本的にないという覚悟があるから、困難な時期も、逃げ出すことはなく、なんとか共に乗り越えようとすることで、結びつきが強まるのだという見方もある。

こうした愛情を深める秘訣は恋愛結婚をしたカップルにも参考になる情報だろう。パートナーとの関係が危うくなった時には、相手を魅力的だと自分に思い込ませ、さらに逃げ道はないと覚悟を決めれば、道は打開できるばかりか、夫婦関係を深めるチャンスにもなるかもしれない。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)
photo:flickr zoetnet


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