イタリア人のおじいさん「オリンピックとかW杯は戦争の代わりにやってるようなもんだ」

ロケットニュース24 / 2012年7月31日 16時0分

イタリア人のおじいさん「オリンピックとかW杯は戦争の代わりにやってるようなもんだ」

イタリアのシチリア島・パレルモを旅していたときに、ひとりのおじいさんと出会いました。筆者はパレルモで有名な庶民的ビストロを取材していたのですが、そこでランチをしていた近所のおじいさんです。彼は私が日本人だとわかると「日本人は戦争でいっぱい爆弾を落としたなあ」と戦争のことを話しはじめました。

おじいさんは隠居状態のようで、ランチで好きなものを食べてお酒を飲んで、海の広がるパレルモの港でのんびり過ごしているそう。そんなおじいさんの話しですから本気になって戦争や史実について激論するのもナンセンスだと思ったのですが、「それを言ったらローマ帝国だって」と少しだけ思いました。

そんなおじいさんがオリンピックやW杯などのスポーツの祭典に関して話していたことを、ありのままに文字にするとこうです。
 
「お前ら日本人はボンボンボーンって爆弾たくさん落としたなぁ。でもオリンピックとかフットボールの祭りだって戦争と同じなんだぞ。ああいうことをしているから戦争をしなくて済んでるんだからな。あれはあれで意味のあることなのさ。オリンピックなくなったら戦争がはじまるぞ。人間はいつも競い合ってないとダメなんだ。そういうなかで幸せを感じていく生き物なんだよ」(おじいさん談)
 
どこかで「人間は争わないと生きていけない生物」という話は聞いたことがあるし、戦争は絶対反対ですがそれは一理あると思うところがあります。オリンピックやW杯が戦争の代わりという考えについては、もっと深く考えなくてはならないと思いますが、このおじいさんの考えに対して皆さんはどのように感じるでしょうか?

ちなみに、「日本はたくさん爆弾落とした」ということを何度も筆者に言っていたのが印象的なおじいさんでしたが、もしかするとアメリカ人には「アメリカはたくさん爆弾落とした」と言い、ドイツ人には「ドイツはたくさん爆弾落とした」と、同じことを言っているのかもしれません。そんな感じがしました。
 
Correspondent: Kuzo


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