【動画あり】中国で長江(揚子江)が鮮血のように赤く染まったと話題に

ロケットニュース24 / 2012年9月10日 17時0分

【動画あり】中国で長江(揚子江)が鮮血のように赤く染まったと話題に

アジア最長の長さを誇る川「長江(ちょうこう)」。中国の青海省を水源とし、上海から東シナ海に流れ込む川だ。日本では「揚子江」という名でも知られている。

その長江で異変が起きているそうだ。突然、川が鮮血のように真っ赤に染まったのだという。

現地報道によると長江が赤く染まったのは、現地時間2012年9月6日のこと。場所は重慶市だそうだ。この驚愕の画像は瞬く間に世界中に拡散。中国だけでなく世界のネットユーザーらが「きっと環境汚染に違いない!」「何か悪い兆候か!?」「火鍋みたい」と驚いている。

しかし重慶在住のネットユーザーからは「いつも多少は色がついているよね」「川は赤くなっても臨時休校にはならなかったよ(笑)」というのんきなコメントが出されている。赤い川と満面の笑顔で記念撮影する人もいるそうだ。現地ではそこまで深刻には受け止められていないようである。

また、ネット上で拡散している写真はより赤く加工されているという報道もあり、情報は錯綜中だ。だが、市民が撮影したとされる動画を確認したところ、確かに画像には鮮やかさが劣るものの変色しているのは見てとれる。記者も以前、現地で長江を見たことがあるが、当時の川の色は褐色でここまで赤くはなかった。

管轄の環境局の職員は「調査したところ直近で川の汚染行為は見られません。観光の繁忙期や増水期により川底の泥が増加したため赤くなったのではないかと見ています」と話している。また何からの原因で水中の鉄イオンが増加し、川が赤くなったと見る専門家もいる。なお、9月8日現在、水質検査でも有害物質は検出されていないそうだ。詳細については調査中とのことである。

汚染物質の垂れ流しは「いかにも中国ではありそうな話」ではある。一方で、一夜にしてあの長い長江が真っ赤に染まるというのもにわかには信じがたい話だ。だが万が一、何か人体や環境に影響がある物質であれば、その影響は小さくはないだろう。詳しい調査の結果を待ちたい。

(文=澤井恵)
参照元:新浪新聞(中国語)、Youtube aboluowang


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