家族の存在はデカい! 既婚の肺がん患者の生存率は独身の患者よりも3倍以上高いことが明らかに

ロケットニュース24 / 2012年9月16日 18時0分

家族の存在はデカい! 既婚の肺がん患者の生存率は独身の患者よりも3倍以上高いことが明らかに

家族や配偶者がいることの有難さや大切さは、普段のなにげない生活ではつい忘れがちになってしまうもの。自立して独り暮らしを始めたり単身赴任などで家族から離れたりしたときほど、その存在の重要性に気付くのだ。

だが、肺がんを患った人々にとっては、家族の有難みは毎日ひしひしと感じるものなのかもしれない。最新の研究によると、肺がん患者の生存率は独身の人よりも既婚の人のほうが3倍以上高いことが明らかになったそうだ。

米メリーランド大学グリーンバウムがんセンターの研究員エリザベス・ニコルズ氏は、「局所進行非小細胞肺がん」の患者168人を対象に調査を行った。「局所進行非小細胞肺がん」とは、手術でとることができない肺がんで放射線治療や化学療法などを用いるのが一般的とされている。

調査では、治療から3年後の生存率と患者の配偶者有無との関連性が調べられた。結果、既婚者は生存率33パーセントだったのに対し、独身患者では10パーセントと3倍以上の差があることが明らかになったそうだ。

さらに、男女で比較すると男性よりも女性のほうが生存率が高く、既婚女性に限ってみると46パーセントであることが判明。それに対して、独身男性はわずか3パーセントという結果になったのである。

ニコルズ氏によると、「詳しい理由についてはわかっていませんが、この種の肺がんでは結婚しているか否かが生存率に少なからず影響を与えているようです。配偶者や家族の支えは、がん治療のどんな最新技術よりも患者にとって大きな意味を持っているのかもしれません」とのこと。

家族の存在は、想像以上に人間にとってパワーになるようだ。困難に直面した時だけでなく、日々その存在に感謝したいものである。

参照元:Mail Online(英文)
photo: RocketNews24


この記事をロケットニュース24で読む

●関連記事

ロケットニュース24

トピックスRSS

ランキング