【マジかよ】純和風の居酒屋なのに板前がインド人ひとり! 予想通り焼き鳥もおでんもカレー味になったけど酒は日本酒(笑)『やるき』

ロケットニュース24 / 2012年9月24日 20時4分

【マジかよ】純和風の居酒屋なのに板前がインド人ひとり! 予想通り焼き鳥もおでんもカレー味になったけど酒は日本酒(笑)『やるき』

大きな居酒屋チェーンで飲むのも楽しいが、街の小さなカウンター席しかない居酒屋でチビチビと酒を飲むのも悪くはない。そう思って東京都中野区をブラついていたところ、一軒の居酒屋を発見した。それが、インド人板前が経営する居酒屋『やるき』との出会いだった。

店内に入ると、内装はどこにでもある純和風の小さな居酒屋といった感じだ。だが! どう見ても板前さんは南アジア系。そういえば看板には「カレー居酒屋」と書かれていた。板前のトニーさんはインド人で、経営もトニーさんがしているという。

・相撲中継にインド人「あ~負けちゃったか~」
店員もトニーさんひとり、板前もトニーさんひとり、経営もトニーさんひとり。日本語が堪能で、店内のテレビで映されていた相撲中継に「あ~、負けちゃったか~」とコメントするほどの相撲好き。奥さんもインド人とのこと。

・料理は和風だけど味付けはインド風
料理が書かれたメニューを見てみると、おでんや焼き鳥、煮込み、から揚げ、焼きうどんなどが並んでいるが、味付けはインド風だ。お、おでんのインド風!? 煮込みのインド風!? この内装に合わない味付けだが、注文してビックリ。どれもこれもカレー味だがうなるほど絶品なのだ。

・カレーが日本酒に合うんだわ(笑)
居酒屋だけどキーマカレーが人気で、日本酒をオチョコで飲みながらカレーとナン(またはライス)を堪能する客があとを絶たないという。実際にキーマカレーをナンにつけつつ日本酒をグイッと飲んでみたが、「今までこの組み合わせになんで気が付かなかったんだ!」と思うほどベストな組み合わせに衝撃を受け、マハラジャに土下座したくなったほどである。

小麦粉をいっさい使わない秘伝のスパイス調合のみで作られたキーマカレーを食べつつ日本酒を飲むと、スパイスの「とがった味」が日本酒によってマイルドになり、マッタリとした美味しさと同時に、日本酒特有のポーッとする感覚を堪能できるのである。

・ビールはもちろんキングフィッシャー
インド風のおでんも絶品だ。食材や見た目は完全におでんなのに味がカレー風味なので「よい意味での違和感」を楽しむことができる。和風ダシがインドのスパイスにここまで合うとは! スパイスのピリッとしながらもウマミのある味、そして具の内部に浸透している純和風のダシの味。その組み合わせが究極なのだ。このおでんを作ったトニーさんは天才である。恐れ入った。

このおでんには日本酒も合うが、キングフィッシャー(インドのビール)もよく合う。できればダブルで注文して双方を飲みつつ堪能していきたい。

・ごめんナン焼けない
ひとつだけトニーさんが残念に思っていることがある。それは店舗が小さくて釜を入れられず、ナンを焼くことができないことだ。よってナンはここで作ったものではなく、それだけは本人も残念だと思っている。フライパンでも作れるかもしれないが、ハンパなナンを作るより他に力を入れたほうがいいということで、カレーや調合スパイスはカレー専門店には負けないコダワリをもって作っている。

・ランチタイムは行列ができるほど大盛況
ちなみにこの居酒屋ではランチタイムに2種類の本格的なカレーを提供している。美味しいうえにカウンター7席しかないため、日によっては行列ができることもあるという。トニーさんが自画自賛して美味しいと断言しているビリヤニを食べることも可能だが、いつもあるわけではなく、さらに事前に予約しておかなくてはならない(実際に行って聞いてみよう)。

・秘伝のスパイスソース
余談だが、常連じゃないと存在を知ることができない(?)秘伝のスパイスソースがあり、それをあらゆる料理に入れて食べると絶品だ。ここだけの話、お偉いさんがお忍びでプライベートでよく訪れるという。また、この店の電話はつながりにくい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 やるき
住所 東京都中野区本町2-48-8
時間 11:30~14:30 / 17:00~23:30
休日 日曜・祝日

Correspondent: Kuzo


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