またいつか僕らは会えるさ! 余命数カ月の青年が歌う歌が世界を感動の渦に包む! 世界の声「美しい」

ロケットニュース24 / 2012年12月21日 6時40分

またいつか僕らは会えるさ! 余命数カ月の青年が歌う歌が世界を感動の渦に包む! 世界の声「美しい」

現在ある一人の青年の歌が、世界中に大きな感動をもたらしている。

その青年の名は、Zach Sobiech。アメリカ・ミネソタに住む17歳の彼は、このたび、ある想いを書きつづった『Clouds』という歌を作った。その歌を収めた動画「Clouds by Zach Sobiech」が現在世界で話題になっているのだが、その動画は次のようなメッセージと共に進められていく。

【動画のなかで表示されるメッセージ】
「自分の命があと数カ月しかないと分かった時、あなたはどうやって別れを告げますか? Zachは音楽で伝えることにしました」

「Zachは2009年11月に骨肉腫(こつにくしゅ)と診断とされました。骨肉腫とは、子どもの時にかかるガン性の骨腫瘍のことです。Zachはいくつもの手術を受け、数カ月の化学療法も耐え抜きました」

「2012年5月の最後に、Zachの骨盤と肺にガンが発見されました。効果的な治療はもう残っていません。そしてZachは、あと数カ月しか生きられないだろうと宣告されたのです」

「その宣告に対する彼の答えは、希望と喜びを胸に、毎日を楽しむというものでした」

そう、彼は治療困難なガンにかかり、余命があと3カ月、長くとも1年と宣告された青年だったのだ。彼がかかった骨肉腫というガンは、20歳より下の子どもを対象に見ると、アメリカで1年間に400件しか診断例がない珍しいタイプのガンである。

普通なら「なぜ自分がこんな病気に……」と悩み苦しんでもおかしくない。しかしZachさんは、前を向き続けた。自分の友や家族に最高の別れを告げるため、『Clouds』という歌を作ったのだ。

Zachさんの優しさ溢れる声で歌われたその歌は、世界中の人の感動を呼んでおり、動画には「なんて美しい歌なんだ」、「これ聴いて、泣いた」など歌を賞賛するコメントと、「これからも強い心を持って生きて!」など彼を応援するコメントが多数寄せられている。

そして現在Zachさんの家族は、彼がかかった難病にこれ以上多くの子どもが苦しまずに済むよう、治療研究のための資金を集める「Zach Sobiech Osteosarcoma Fund」という基金を設立している。

それでは紹介しよう。以下が、Zachさんが作った『Clouds』の歌詞和訳である。

【『Clouds』の歌詞和訳】
僕はこの暗く、孤独な穴に落ちてしまった
そこには僕を気にかけてくれる人なんて、誰もいなかった
僕はそこからはい上がり、穴のふちをつかもうとした
するとそこにはロープを握る君が座っていた

※僕たちは上へ、上へ、上がっていく
そして僕は少し高いところへ飛んでいく
僕たちは雲のところまで上がっていく
なぜならそこからの景色の方がちょっといいから
大切な人よ、ほら、ここからの景色は素敵だよ
もうそんなに長くはないんだ 長くはないんだ

僕が地上に戻れたら……
でも僕にはもうそのチャンスはないだろう
君は覚悟を持って生きて
やがて僕の手からは、そのチャンスが引きはがされていく
きっといつか僕らは一緒になれる
僕らは上へ、上へ、上がっていく
そして全てはうまくいく

(※くり返し)

もし僕に、あと少し時間があったなら
もし僕に、あと少し君との時間があったなら

僕らは上へ、上へ、上がっていける
そしてまた一緒になれる
そして手をつないで肩を並べながら座れる
そして全てはうまくいく
またいつか僕は君に会えるだろう
僕たちは雲の上でプカプカ浮きながら
終わりのない世界を一緒に見るんだ

(※くり返し)

~終わり~

愛する人たちに向けたZachさんの様々な想いが詰まった『Clouds』。この歌が世界中の人に届き、「今日を生きられる幸せ」を再考するきっかけとなったのなら、Zachさんもきっと喜んでくれることだろう。

(文=田代大一朗

『Clouds』のiTunesダウンロードページ:
https://itunes.apple.com/us/album/clouds-single/id587906655(収益は基金「Zach Sobiech Osteosarcoma Fund」への寄付へとつながるようです)

参照元:YouTube/TheWoollyRhino, Daily Mail(英文)


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