【パパママ必見】創造力を育てるには子どもにとって「ひとりぼっちの退屈な時間」が重要

ロケットニュース24 / 2013年4月7日 10時0分

【パパママ必見】創造力を育てるには子どもにとって「ひとりぼっちの退屈な時間」が重要

塾や習い事など、現代の子どもは大人並みに忙しい。「子どもの将来のため」を思ってのことなのだろうが、子どもに常に何かの活動を与えることで、逆に才能の芽を摘んでしまっている可能性もある。

英国の研究者が数多くの小説家やアーティスト、科学者などにインタビューしたところ、複数人が子どもの頃の「ひとりで退屈だった時間」が創造力を育むのに役立ったと回答しているのだ。

インタビューを行ったのは、生涯教育の研究者であるテレサ・ベルトン氏。子どもの頃の退屈な時間の効果について調査すべく、複数人の小説家やアーティストなど「創造性」が必要とされる職業人にインタビューを行った。その結果、子どもの頃の「退屈な時間」の重要性を指摘する声が複数人から上がったという。

・外の景色を眺める日々がライターとしてのキャリアにつながった
英国で有名なコメディアン兼ライターのミーラ・サイアルもその1人。娯楽施設などはほとんどない小さな炭鉱町で育ったサイアル。子どもの頃は日々何時間も窓から外の景色を眺め、外の世界を観察していたという。

このただ外を眺めるだけの日々は、文章を書き始めるきっかけになった。日記をつけ始め、日々観察したことやショートストーリー、詩などを書き留めていったのだ。こうした経験は、後のライターとしてのキャリアにつながったという。

・「退屈な時間はとてもクリエイティブな状態」
著名アーティストのグレイソン・ペリーは大人にとっても退屈な時間は大事だという。「年をとるにつれて、考え事をする時間や退屈な時間が大事だと思うようになった。退屈な時間はとてもクリエイティブな状態なんだ」と話している。

・子どもに必要なのは「立ち止まって考える時間」
子どもも大人も、何もすることがなく、退屈すると不安を感じる人は多いだろう。だが今の時代は退屈をまぎらすためのツールがそろってる。テレビやパソコン、ゲーム、携帯電話など、時間をつぶせるアイテムをすぐに手に取ることができる環境だ。

しかし、ベルトン氏は子どもに必要なのは「立ち止まって考える時間」だと言う。「想像したり、自分の考えを深める時間、またはただ周囲の世界を眺める時間。こうした時間をもつことで、想像力が刺激されるのです」と話す。

想像力を膨らませる余裕を与えるには、子どもの「何もしない時間」を親も尊重してあげることが必要かもしれない。

参照元:BBC(英文)
執筆:佐藤 ゆき
photo:flickr vastateparksstaff


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