【チェルノブイリ取材】この写真に写っている私の同僚たちは半分以上死んでしまいました / 事故が発生して私は早期に対処したから元気

ロケットニュース24 / 2013年4月10日 21時55分

【チェルノブイリ取材】この写真に写っている私の同僚たちは半分以上死んでしまいました / 事故が発生して私は早期に対処したから元気

チェルノブイリ情報センターに職員として勤務し、見学者や研究者の案内をするモバさん。彼はチェルノブイリ原子力発電所がメルトダウン事故を起こした当時から原発で働いている。モバさんは写真を見せつつ当時を振り返って、チェルノブイリを訪れた筆者(私)にこう語った。

・半分以上死んでしまいました
「この写真は、当時チェルノブイリで働いていた同僚たちです。この写真に写っている私の同僚たちは半分以上死んでしまいました」(モバさん 談)。

・事故の影響により体が弱まる
とはいえ、事故発生時に亡くなったのではない。モバさんは彼らの死に対し、事故の影響により体が弱まっていき、現在まで生きてこれなかったのではと語る(もちろん因果関係が不明なものもあると思われるが)。では、体力に個人差はあれど、どうしてモバさんは元気に生きてこれたのだろうか?

・私は早期に対処しました
「事故が発生してから、私は早期に対処しました。ヨウ素も飲みました」「放射線によって血管が弱くなるので、その影響で心臓の病気が増えます。にんにくを食べると少しだけ血管が強くなるし、薬を飲んで対処すると、私のように元気にでいられます。でも何もしないと病気が出ます」(モバさん 談)

・実際に事故を体験した人物だからこそ
事故当時、モバさんはチェルノブイリ原発で研究者として働いていた。いま現在も原発や放射性物質、そしてチェルノブイリ区域について熟知しているから、ここで案内役として重要なポジションにいる。そんな彼の言葉だからこそ、実際に事故を体験した人物だからこそ、その言葉に重みを感じた。

・ウクライナへの行き方
首都キエフまでの直行便がないため、パリやフランクフルト、ローマ、アムステルダムなどを経由して行くことになる。成田空港からはANAやアリタリア航空、ルフトハンザドイツ航空、その他多くの航空会社で移動可能。鉄道ではベルリンからワルシャワ経由、北京からモスクワ経由で行くことも可能である。2013年4月現在、日本国籍の場合ビザは必要ない。

Report: Kuzo.


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