SNSは記憶のリマインダー!? 研究者「Facebookなどにより失恋がより乗り越えにくいものになっている」

ロケットニュース24 / 2013年5月17日 8時0分

SNSは記憶のリマインダー!? 研究者「Facebookなどにより失恋がより乗り越えにくいものになっている」

失恋をしたとき、相手のことをなかなか忘れられずに辛い想いを引きずってしまうという方、もしかしたら日頃からFacebookにどっぷりハマっていないだろうか。最新の調査によると、FacebookなどのSNSが忘れたいことを忘れさせず、失恋をより乗り越えにくいものにしているという。

・3人に1人は元恋人との思い出のデータを残しておく
米カリフォルニア大学サンタクルーズ校のスティーブ・ホイッテカー教授は、失恋した人が思い出の「デジタル所有物」をどのように扱うのか調査を行った。ここで言うデジタル所有物とは、パソコンやスマートフォン、カメラなどに保存された写真やメッセージ、音楽、動画などである。

結果、被験者24人中、半数である12人は「別れた相手に関わるすべてのデジタル所有物を破棄する」と回答。3分の1にあたる8人は「捨てずに残しておく」、残りの4人は「破棄するものと残しておくものを選んで分ける」と答えた。また、すべて破棄すると答えた人のほとんどが、「消去後に後悔した」と認めたという。

・SNSによって失恋が乗り越えにくくなる
教授は、「交際が順調なときには、SNS上のデジタル所有物が増えていくことを楽しめます。しかし、別れたときには失恋を乗り越える妨げになってしまいます」と説明している。

「SNSが普及する以前は、元恋人との思い出の品は自分自身が破棄すればそれで済みました。しかし現在は、自分が思い出のデータを消去してもしなくても、SNSを利用し続ける限り、 “友達” とのつながりなどから意図せずとも常に過去の辛い記憶を目にする可能性があります。SNSは、忘れたいことも思い起こさせる “記憶のリマインダー” なのです」とのこと。

・公開するのは簡単、消すのは大変
また、教授によると、Facebook上のタグ付け機能も失恋をより辛いものにする要因のひとつだという。

「元恋人と一緒に写った写真のタグを外すことは、時間もかかり精神的にも辛い作業です。しかも、その写真が第三者によってアップされたものならば、タグを外すことはできても写真自体を消去することはできません。公開したりシェアしたりするのは簡単ですが、すべてを消すのは大変なのです」と教授は語っている。

オンライン上で人とつながることが容易な時代になった。情報の共有も簡単だ。その反面、失恋による辛い思い出を忘れることは難しくなってしまったようだ。

参照元:Mail Online(英文)
photo: RocketNews24


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