対立関係の続くインドとパキスタンの国民がコカ・コーラ社のキャンペーンで笑顔に / 世界にも感動を与える

ロケットニュース24 / 2013年5月23日 13時0分

対立関係の続くインドとパキスタンの国民がコカ・コーラ社のキャンペーンで笑顔に / 世界にも感動を与える

過去にイギリスの植民地だったインドは、第二次世界大戦後、二つの国に分離・独立した。それが現在のインドとパキスタンだ。この時、両国の国境付近にあったカシミール地方がどちらに帰属するかを巡ってインドとパキスタンは対立し、戦争へと発展。独立以来、両者の緊張関係は現在も続いている。

そんななか、2013年3月にコカ・コーラ社がインドとパキスタンの両国で行ったあるキャンペーンが話題だ。

あくまでも企業のキャンペーンであるため、同社の宣伝になっていることは確かである。それでも、長期に渡って緊張状態におかれた両国民をつなぎ、人々に笑顔をもたらした素敵なアイデアだとして世界中に感動の渦を巻き起こしているのだ。

キャンペーンでは、「スモール・ワールド・マシン」と名付けられた機械が、両国に一台ずつ設置された。それぞれのマシンの前に人が立つと、互いに隣国にいる相手の姿を見ることができ、両者に共通の指令が言い渡される。これを双方がクリアすれば、マシンからコーラが出てくる仕組みだ。

動画には、インド側とパキスタン側のそれぞれで人々が盛り上がる様子が映されている。「相手と手を合わせる」「踊る」「平和のシンボルであるピースマークを指でなぞる」などの指令を互いにクリアすることで、軍事境界線で隔たれた両国民がつながったのである。この様子に、動画を見たネットユーザーたちも感銘を受けたようで、

「素晴らしいアイデアだね」
「感動した!」
「市民同士のつながりは、きっと両国の関係を政府レベルでの改善につなげると思う」
「コカ・コーラは自社の宣伝以上のことをやったと思うよ」
「問題なのは両国民ではなくて両国政府だってことがよくわかるね」

……などのコメントが寄せられている。今回のキャンペーンは、コカ・コーラ社にとっては宣伝になり、人々にとっては無料でコーラをもらえるというメリットもある。だが、それだけでなく、インドとパキスタンの人々に笑顔をもたらし、さらに世界中の人々にも感動を与えているようだ。

参照元:YouTube cocacolaHuffington Post(英文)


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