【誤報】中国共産党機関紙が「日本自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道! → インドネシア人作のCG作品だった

ロケットニュース24 / 2013年5月23日 20時0分

【誤報】中国共産党機関紙が「日本自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道! → インドネシア人作のCG作品だった

先日、中国共産党機関紙の国際版が「これが日本自衛隊の新型ヘリコプターだ!!」と数枚の画像を独占公表し、「日本の専門家が設計」、「現在の科学技術レベルではいささかSF的だ」と評論した。

日本でも報じられていないものがなぜ中国で? まさか機密情報の流出か!? 多くのネットユーザーが首をひねっていたが、報道自体が中国メディアの勘違いだったようだ。この図は日本のものではなく、ある海外アーティストの作品であったことが判明したのである。

・中国メディアが「自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道
「自衛隊の新型ヘリ予想図」を発表したのは、中国共産党機関紙『人民日報』の国際版『環球網』だ。環球網は「日本自衛隊の未来武装ヘリ図」というタイトルで、数枚のヘリコプターの写真を発表。

「最近、インターネット上に『風神』という名の武装ヘリコプターの構想図が登場した。この武装ヘリは日本の専門家が設計したものだ。機体には陸上自衛隊のマークもついている。だが、現在の科学技術水準から言うと、この武装ヘリはいささかSF的だ」

と説明した。

・海外アーティストの作品だった
確かに環球網の指摘どおりこのヘリコプターはSFチック。アニメチックだと言ってもいい。それもそのはずである、これらの画像は自衛隊とも日本とも全く関係がないもの。なんとインドネシア人アーティストがPhotoshopで作成し、ウェブ上に公開していたCGアートだったのだ。

つまり、『環球網』が海外アーティストのCG作品を「日本の自衛隊のもの」として報じたいたということだ。この勘違いは世界中に拡散した。

・この件に関するネットの声
「中国、またやっちまったな」
「クッソ笑った!!」
「あー、どうりでオモチャっぽいと思ったよ」
「トランスフォーマーの新キャラかと思った」
「デザイン画としては面白いが、実際に飛ばすと制御できないって」
「日本人デザインなはずがない。日本にはガンダムやエヴァがあるんだぜ?」
「なぜ気づかない」
「仕方ないって、中国は世界のネットからシャットアウトされてるんだから」

・CGアート作者「笑っちゃった!!」
なお、誤報であることが海外で報道された後も、環球網では特に訂正などはされていないようだ。

ちなみに、この件についてCGの作者であるリドワン・チャンドラ・チョワさんは「ここ数日ページの訪問者が激増していて、何でかなぁと思ったら……もう笑っちゃいました!!」とコメントしている。

参照元: 環球網(中国語)、deviantARTRidwan Chandra Choa
執筆:沢井メグ

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