【パパママ必見】 研究者が「交通量の多い道路の近くで子どもが育つと注意欠陥になりやすい」と発表

ロケットニュース24 / 2013年5月30日 15時0分

【パパママ必見】 研究者が「交通量の多い道路の近くで子どもが育つと注意欠陥になりやすい」と発表

注意欠陥・多動性障害という言葉を聞いたことがある人は結構多いだろう。落ち着きのない、注意力が持続しない、キレやすいなどといった行動を特徴とする発達障害のことだ。英語ではADHDと言われる。

・車の排気ガスに含まれる有害物質
このADHDが発症する要因については様々な主張が唱えられているが、最近「生後1年間、交通量の多い道路の近くに住んでいた子どもはADHDになりやすい」という報告が発表された。子どもが車の排気ガスに含まれる有害物質にさらされることで、ADHDのリスクが上昇するというのだ。

・生後1年間排気ガスの多い環境で育つと、落ち着きがなくなる
研究を行ったのは、米シンシナティ小児病院メディカルセンター。756名の子どもを対象に長期間にわたる調査を実施した。まず、子どもが生まれたときに、高速道路や主要な道路の近くに住んでいたかどうかを調査。その後も追跡調査を行い、7歳になった時点での子どもの行動について親に質問をした。

その結果、生まれてから1歳になるまでの間に車の排気ガスレベルが高いところに住んでいる子どもは、7歳になったときの行動調査で、多動性(落ち着きのなさ)のレベルが非常に高い傾向にあることが分かったのだ。

・研究者「排気ガスに含まれる有害物質が脳に悪影響を与えている可能性あり」
車から出る有害物質が子どもの成長にどのような影響を与えるかについては、まだまだはっきりしていないことが多いという。しかし、研究を行ったニューマン博士によると「排気ガスに含まれる有害物質は血管を狭めたり、脳の前頭前皮質に悪影響を与える可能性がある」とのこと。

排気ガスが血管や脳に与える影響によって、ADHDが発症するリスクが上昇する恐れがあるというのだ。こうした子どもの成長環境とADHDの関係は、欧米で特に注目されている研究分野である。さらなる研究結果を引き続き期待したい!

参照元: Mail Online(英文)
執筆: 佐藤 ゆき / Photo: RocketNews24.


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