日本人とアメリカ人は物の見方が全然違う! 絵をどんなふうに見るかであなたの文化がわかる簡単テスト

ロケットニュース24 / 2013年6月5日 11時0分

日本人とアメリカ人は物の見方が全然違う! 絵をどんなふうに見るかであなたの文化がわかる簡単テスト

突然だが、まずは5秒間、この絵をご覧いただきたい。

5秒経ったら、いま見たものがどのような絵だったかを簡単に言い表してみてほしい。このとき絵を見てはいけない。記憶や自分が受けた印象などを頼りに、どんな絵だったかを言葉にしてみよう。その言葉が、あなたの文化を表しているそうだ。

・日本人とアメリカ人の回答に明らかな違い
これは、米ミシガン大学のリチャード・ニスベット特別教授と、カナダにあるアルバータ大学の増田貴彦准教授が共同で行った研究の一環。彼らが、この実験を日本人とアメリカ人の被験者たちに同様の方法で行ったところ、両者の回答に顕著な違いがみられたという。

・日本人の回答
この絵を見た日本人被験者たちのほとんどが、「湖(もしくは池)の絵」と答えたそうだ。つまり、日本人には絵の全体像を捉える傾向があったとのこと。

・アメリカ人の回答
対照的に、アメリカ人被験者たちは、この絵を「魚の絵」や「3匹の大きな魚の絵」と表現したという。彼らは、絵の中でももっとも際立っている魚のみに注目していたのだ。

・間違い探し
その後、この絵の一部分のみを他のイラストと差し替えた新たな絵を数パターン用意し、もう一度被験者全員に見せた。間違い探しのような実験である。

すると、アメリカ人は3匹の大きな魚については違いを指摘できていたが、それ以外の生き物や背景などの細かな部分の変化には気付かない人が多かったという。一方、日本人はカエルやカタツムリ、水草などの変化にも気付くことができていたとのこと。

・文化が違うと見た物の捉え方も違う
同じ絵を見ているにもかかわらず、これほどまでに両者に顕著な違いがみられたのは、文化的背景が大きいのではないかと研究者らは考えているようだ。

「アメリカ人は全体ではなく個々を重要視し、特にそのなかでも目立つ物に着目する傾向がある。それとは対照的に、日本人は個々よりも全体や相互関係を重視する傾向があるため、このような違いが表れたのではないか」とのこと。

単純なイラストひとつでも、異文化間でこんなにも差が出るということだ。「文化が違えば物の見方や考え方も違う」ということがよく表れた実験ではないだろうか。

参照元:Seamless Socialio9(英文)


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