専門家「酔っ払うと出身地の訛りが出るのは脳に負担がかかっているから」 / 体力低下中にも同じ現象が起こる

ロケットニュース24 / 2013年6月27日 11時0分

専門家「酔っ払うと出身地の訛りが出るのは脳に負担がかかっているから」 / 体力低下中にも同じ現象が起こる

普段の生活では出身地の方言を使わなくなったのに、なぜか酔っ払うと地元訛り(なまり)で喋っていたという経験はないだろうか。こんなとき、意識して訛りを隠そうとしてもなかなか隠しきれないものだ。

ある専門家によると、これはアルコールが脳に負担をかけることが原因なのだとか。しかも、実は同じ現象が、疲れているときや体調を崩しているときにも起こるという。

・訛らずに話す行為は脳に多大な労力を要する
米クリーヴランド州立大学で音声認識学を研究するエミー・シャー博士によると、「出身地の訛りは、脳に染みついているもの」とのこと。そのため、慣れ親しんだ訛りを出さずに話す行為は、自分では気づいていなくても実は脳にとって多大な労力を要しているそうだ。

・アルコールによって働きが鈍ると脳は楽な作業を選ぼうとする
飲酒後に訛りが出てしまうのは、この脳の働きがアルコールによって鈍るからだという。「たとえ意識していなくても、出身地の訛りなしで話しているときは脳がフル回転で機能しているのです。このときにアルコールを摂取すると、さらに脳に負担がかかり働きが鈍ります。結果、脳はより楽にこなせる話し方を選ぶため、慣れ親しんだ訛りが出てくるのです」とのこと。

・訛りの度合いは酔っ払ったレベルに比例する
アルコールによってどれくらい訛りが出るかは、どれくらい酔っ払ったかに比例するそうだ。つまり、お酒を飲めば飲むほど酔っ払って脳に負担がかかり、最初はわずかに訛っていただけだったはずが、気付けば完全に地元の方言で喋るようになるという。

・疲れているときや体調を崩したときにも訛りやすくなる
また、この現象は酔ったときだけでなく、疲れているときや体調を崩したときにも起こるようだ。博士は、「体力が低下しているときにも訛りは出やすくなります。これも、脳が少量の働きだけで楽に “話す” という行為を行おうとするためです」と説明している。

自分では訛っていないつもりでも周囲に訛りを指摘されたときは、博士の説明を思い出してみると面白いかもしれない。もしもそのときお酒を飲んでいなければ、あなたは疲れているか、体調を崩している可能性があるということだ。

参照元:Mail OnlineNBC News(英文)
photo: Rocketnews24


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