【中国】 男性が吐き気を我慢 → 食道が爆発

ロケットニュース24 / 2013年7月18日 22時0分

【中国】 男性が吐き気を我慢 → 食道が爆発

楽しい飲み会の席、ついつい食べすぎたり飲みすぎたりして「ウッ」と吐き気を催すことはないだろうか。友人の手前、吐くのを我慢したことがある人もいるだろう。

だが、その吐き気は我慢しない方がいいかもしれない。中国で、男性が吐き気を我慢し続けたばかりに食道が爆発してしまったのだ。

・ビールを飲んで吐き気を催す
食道が爆発したというのは、30代の中国人男性・史威(しい)さんだ。その日、史さんは友人らと食事会をしていた。実は史さんはあまり酒が飲めない。しかし友人らの勧めを断わりきれず、300ミリリットルの瓶ビールを2本、ググっと飲みほした。

・吐き気を我慢 → 腹部に激痛が走る
史さんはビールを飲んですぐ気分が悪くなってしまった。すぐにでもトイレに行って吐きたかったが、友人らに「コイツは酒が飲めない」と思われるのを恐れて耐え続けたという。すると突然、史さんの腹部に強烈な痛みが走ったのである。そのとき彼の体内ではとんでもないことが起こっていた。

・食道が爆発していた
あまりの痛みに史さん自身も「これはただごとではない」と感じたという。史さんは病院に搬送され緊急手術!

医師が、史さんのお腹を開くと……お腹は爆撃を受けたようになっていて彼が喉を通したものがあちこちに飛び散っていた。原因は食道の爆発。爆発時にできた裂け目から逆流した胃の内容物が体内に飛散していたのである。

・胃の内容物が肺のあたりまで飛散
医師によると、史さんの食道は横隔膜をまたいで破裂。6センチほどの裂け目から胃の内容物が飛び出していたという。内容物は内臓近辺だけでなく肺の方まで飛び散っており、いつ化膿してもおかしくない状態。感染症によるショック症状を起こす可能性もあり、非常に危険な状況だったそうだ。

・食道爆発の原因は圧力オーバー
結局、史さんは食道を全切除することとなった。それにしても、たった600ミリリットルのお酒が原因でなぜ食道が爆発したのだろう。

医師は「彼は飲んで強烈な吐き気を感じたにも関わらず我慢してしまった。しかし、胃の強い収縮力は、中の食物とビールに含まれた大量の気体を押し上げ、それが食道にまで至ったのでしょう。ですが史さんはそれでも吐くのを我慢しつづけた。その瞬間食道内の圧力がオーバーして食道壁が耐え切れなくなって爆発したものと考えられます」と、話しているという。

・逆に吐くことで爆発するケースも
では吐けばよいのかというと、必ずしもそうではないという。嘔吐時は自然と腹圧が高くなる。すると胃の内容物が非常に速いスピードで食道に至り、その結果、食道に過剰な圧力をかかり食道が爆発してしまうこともあるそうだ。

医師はとにかく「嘔吐」という状況を避けるべきだという。暴飲暴食を避けること、また万が一吐き気を催したら、一気に吐くのではなく少しずつ吐いて、腹圧の急激な上昇を避けるようにと注意を促している。

参照元: 鳳凰網(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.


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