テントで寝起きすると不眠症が治るらしい / 自然光を浴びることで睡眠サイクルが正常に

ロケットニュース24 / 2013年8月7日 11時0分

テントで寝起きすると不眠症が治るらしい / 自然光を浴びることで睡眠サイクルが正常に

暑い日が続く毎日、夜なかなか眠れない人が多いのではないだろうか。疲れているのにいざベッドに入ると眠れない、次の日もっと疲れて会社へ出勤……という悪循環を繰り返している人に朗報が届いた。なんとテントで寝起きすると不眠症が解消されるという研究結果が発表されたのだ。

・人工光は睡眠に悪影響
この実験を行ったのは米コロラド・ボルダー大学のケネス・ライト教授で、対象となったのは8人の成人である。それぞれ家や職場で1週間、テレビやパソコン、照明などの人工光の中で過ごしてもらい、彼らの睡眠サイクルと体内時計を観察。その結果、8人全員が夜中を過ぎても就寝せず、朝は8時ごろまで寝ていたという。

・人工光は体内時計に2時間の遅れを及ぼす
次に、この8人をキャンプへ連れて行き、1週間テントで寝起きして自然光の中で過ごしてもらった。すると彼らの睡眠サイクルは、夜10時に就寝し朝6時に起きるパターンになったのである。この実験により、人工光は体内時計に2時間の遅れを及ぼすことが判明したのだ。

・自然光が睡眠サイクルを正常に
自然光による夜明けと日没を実感することで、体内時計が調整され睡眠サイクルが正常になる。よって、夜ぐっすり眠れてスッキリ起きられるようになるのだ。朝と夜がひっくり返ったような生活をしている人でも、キャンプに行ってテントで寝ると、正常な睡眠サイクルに戻れるという。

・人工光はメラトニンの血中濃度に影響
脳から分泌される睡眠に深い関連があるホルモン「メラトニン」の血中濃度は、昼は低く夜は高い。その血中濃度が、人工光を浴びたあとの2時間は減少していたことも判明している。

人工光を浴びることが多い生活のせいで、体が勝手に夜を昼と認識してしまう。そのせいで、夜なかなか寝付けなくなる。さらに、メラトニンの血中濃度が減少する朝になっても濃度が高いため、目覚めが悪く疲れが残っているように感じるのだ。

・テントで寝る以外の方法
ライト教授は、「キャンプに行かなくても他にできることはあります。朝の散歩をしたり、自然光が入る窓のそばで仕事をすることも有効です。そして夜は照明を暗めにし、できるだけパソコンやテレビを使用しないことです」と、語っている。

このお盆休みにまだ何も計画がないという方。キャンプへ行って、本来の睡眠サイクルを取り戻してみてはどうだろうか。熟睡したあと、スッキリ気分で自然の中で目覚めるのは最高の気分に違いない。

参照元:Mail Online(英文)
執筆:Nekolas
photo:RocketNews24.


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