【最新研究結果】うつ病には「オンライン診療」が対面診療と同じくらい効果的らしい

ロケットニュース24 / 2013年8月7日 8時0分

【最新研究結果】うつ病には「オンライン診療」が対面診療と同じくらい効果的らしい

うつ病の治療といえば、カウンセラーと1対1で診察してもらう「対面診療」が一般的であり、効果的であると考えられている。しかし、そのようなイメージを覆すような驚くべき研究結果が発表された。

スイス・チューリッヒ大学の研究者は、うつ病の治療に対してオンライン診療に従来の対面療法と同じ程度の効果があることを実験で証明した。それだけでなく、オンライン診療の方が治療効果が持続するという結果まで得たのである。

・対面診療とオンライン診療の違い
対面診療ではカウンセラーがマンツーマンで患者の話を聞き、作文を書いてもらうという治療を行った。これに対してオンライン診療では、対面で話を聞くことはせず、患者に作文を書いてもらうだけという治療である。

うつ病患者62名を半分に分けてそれぞれの治療をした結果、対面診療では50%、オンライン診療では53%に治療効果が見られた。また、治療から3カ月経っても治療効果が持続した患者の割合を見た際は、対面診療が42%だったのに対し、オンライン診療はなんと57%という結果を出したのである。

・研究者「ネットがうつ病治療の役に立つ」
このような結果を受けて、研究者は「ネットを通した療法がうつ病治療の役に立つことが証明された」と述べている。「ネットでの治療は対面での治療に劣る」という常識を打ち破った研究と言えるだろう。

医者にかかるだけでなく、それを補うことのできる遠隔医療の可能性を示すことができた研究である。

参照元:Mashable(英文)
執筆:土竹
photo:RocketNews24.


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