「老い」のイメージがガラリと変わる! 研究者「幸福度は50歳以降で上昇し85歳が最も幸せ」

ロケットニュース24 / 2013年8月9日 9時0分

「老い」のイメージがガラリと変わる! 研究者「幸福度は50歳以降で上昇し85歳が最も幸せ」

「アンチ・エイジング」という言葉があるように、年を重ねることにマイナスイメージを持つ人は多い。身体が弱くなる、若さゆえの美しさが失われる、などの理由で、多くの人が老いることを恐れている。

しかし、過去のいくつかの研究によると「50歳以降は年を重ねるほどに幸福度が高くなる」という結果が示されている。一般的なイメージとは裏腹に、実は高齢者ほど幸福度が高い傾向にあるのだ。

・「18歳から50歳にかけて幸福度は下がり、その後は上昇」という調査結果
米ギャロップ社は過去に、米国の18歳から85歳の34万人を対象に、幸福度に関する電話調査を行っている。その結果、18歳から50歳にかけて幸福度は下がることが判明。しかし、50歳を超えると幸福度は上昇し、85歳になると18歳よりも幸福度が高くなることが明らかになった。つまり、50歳以降は年をとるほどに幸福度が高くなることが判明したのだ。

・「幸福度が最も低いのは45歳」 幸福度はU字カーブを描く
英国で過去に行われた同様の幸福度調査でも、やはり同じような結果になったそうだ。英国ウォーリック大学の研究によると「幸福度が最も低いのは45歳」であるとのこと。45歳まで幸福度は下がり続け、そしてその後はまた上昇するという。幸福度と年齢の相関関係をグラフにすると45歳を底としたU字カーブになるのだ。

その他、23年間にわたって、各年齢層の心理調査を行った研究では、ティーンエイジャーが最もマイナス思考であり、最もポジティブなのは80代という結果になったそうだ。

・幸福度が高くなる理由「経験から問題対応力が高い」「将来の心配が少ない」など
高齢者の幸福度が高い理由はどこにあるのだろうか? 「経験を重ねることで、問題対応力が高まるから」、「人生の栄枯盛衰を知っているから」、「将来に対する心配が少なくなるから」などなど、さまざまな理由が挙げられている。どれもなるほど、といったところだ。

・50歳以上の読者からは賛同の声が続出
英メディアのMail Online上では、こうした研究結果に対して、50歳以降の読者から賛同の声が多く上がっている。一部を紹介したい。

「50歳をとっくに超えていますが、これまで成し遂げたこと、今の自分にあるもの、そして将来できることについて、とても前向きに感じています」
「最悪な職場から解放されたことが大きいかしら。毎日目覚めては、年金受給者であることに感謝を捧げているわ」
「もうすぐ60歳ですが、年をとるごとに幸福感が増しています。人生に対する幻想がないし、今の自分が持っているものに感謝し、なすこと全てを楽しんでいます」

・身体の衰えと精神の衰えは比例しない
自分の環境と持てるものに感謝し、目の前のことを楽しむ。それが幸福度の高さにつながっているのかもしれない。決して、身体の衰えと精神の衰えは比例しないのだ。

とにかく、老いは誰にでも等しくやってくる。それならば、老いを恐れるのではなく、前向きにとらえた方が幸せではないだろうか。

参照元:Mail Online(英文)
執筆:佐藤 ゆき
Photo:Rocketnews24.


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