中国国際航空で期限切れの機内食が提供 → 乗客が気づいて回収を要請 → 乗務員は拒否 → 乗客50名が腹痛や下痢

ロケットニュース24 / 2013年10月9日 10時0分

中国国際航空で期限切れの機内食が提供 → 乗客が気づいて回収を要請 → 乗務員は拒否 → 乗客50名が腹痛や下痢

飛行機での旅行の楽しみといえば、やはり機内食! 普段食べなれているものでも飛行機のなかで食べると格別に思えるものだ。

そんな楽しい空の旅を台無しにしてしまった事件が起きた。中国国際航空で賞味期限切れの食事が提供され、50名ほどが腹痛や下痢の症状を訴えていたのである。
・中国国際航空が “消費期限切れ” の機内食を提供
2013年10月6日のこと、張さんは夫と子どもと一緒に中国国際航空の国内線に乗り、北京に向かっていた。17時頃に機内食が配られたそうだ。その日のメニューには「牛肉焼餅」という牛肉のあんが入ったパンが提供された。

1列目に座っていた張さんは一番最初に機内食を食べ始めた。そして牛肉焼餅を食べ終わって袋を見てみると、消費期限は「10月2日」。4日も前の日付が表記されていたのである。
・乗客が気づいて回収を求める → 乗務員は拒否
張さんはすぐに乗務員を呼び、牛肉焼餅は消費期限切れであること、ほかの乗客にも周知させてほしいこと、そして焼餅の回収を要請した。だが、乗務員はこれを拒否。「あなたの食事を取り替えることはできます。しかし全てのお客様への周知や回収はできません。機長に相談し、地上に連絡しないといけないので」と話したという。
・乗客約50名が腹痛や下痢
そして30分後、近くに座っていた小さな子どもが嘔吐しはじめた。さらに、張さんの夫と子どもも腹痛を訴えはじめたのだ。あっと言う間に30人ほどが腹痛を訴え、20人が下痢に。機内のトイレは長蛇の列ができてしまった。

19時頃、飛行機は北京に到着。この消費期限切れ騒動について、乗務員は「地上スタッフが対応する」と乗客に説明したそうだ。だが、後からこれは乗客を早く飛行機から下ろすための方便であったことが発覚した。地上スタッフは何も聞かされておらず、結局、誰も対応をしないまま、どこかへ消えてしまったというのだ。
・中国国際航空「日付が間違っていただけで消費期限切れではない」
このニュースが報じられ、中国国際航空も公式コメントを発表した。

「調査によると、機内食の製造会社が、保存期間20~30日の冷凍食品を、間違って保存期間4~5日の冷蔵食品の袋に入れて卸していたことがわかりました。お客様に『消費期限切れの食べ物が提供された』と誤解させてしまい、誠に申し訳ありません」
・“期限切れ表示” の食品が提供されたのは事実では?
結局、中国国際航空の説明では、機内で提供された牛肉焼餅と乗客の体調不良の因果関係は不明のままである。だが、仮に、袋の入れ間違いで中身は問題ない食品だったとしても、「10月2日が消費期限」と書かれたものを提供してしまった点はどうなのだろうか?

「管理が甘い」というツッコミがあっても良さそうなものだが……。なお、中国国際航空は「報道に出ていた女性には直接連絡をとり、謝罪と説明をしています。今後もお客様の声に耳を傾け、よりよいサービスを提供していく所存です」とコメントしている。

参照元:騰訊新聞鳳凰網(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

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