【次世代iPad】香港で iPad Air SIMフリー をテンバイヤーから上乗せ額800香港ドル(約9600円)で購入

ロケットニュース24 / 2013年11月5日 16時0分

2013年11月1日についに発売された「iPad Air」。記者(私)は SIMフリー版の『iPad Air Wi-Fi + Cellularモデル』を手に入れるために香港に飛んだのだが、以前お伝えしたように急転直下の衝撃事実を発売前に知り、テンバイヤーから購入することと相成った。

iPhoneシリーズが発売された際は、マグロのセリ並みにヒートアップしたというテンバイヤーからの購入……。香港という異国の地でまさかの方法から無事にゲットするまでの道のりは、次の通りだ!
・プラカードを作成
北京語を少々と高校生レベルの英語という私の中途半端な言語力では、苦戦することが予想されたため、テンバイヤーを振り向かせるプラカードをまずは作成。英語で「私は iPad Air を買うために香港に来ました。売ってくれる人を探しています!!」と書いて、目立つ準備をした。
・セリ会場はIFCモール
続いて、テンバイヤーとの交渉の場を決めた。『IFCモール』という超巨大ビルに隣接するショッピング施設をチョイス。熾烈な争いが行なわれた過去があり、発売前日にアップルストア店員から薦められたことも後押しして、ここに店舗を構えるアップルストアを戦場とした。
・競売当日
開店1時間前に店に到着すると、予約限定の販売だけに長蛇の列とはいかなかったが、100人くらいは開店を今か今かと待っており、セキュリティスタッフも大勢いた。ただ、正規の並び以外にも人が多く、もちろんハイエナたちもいるはずで、すでに私は疑心暗鬼。周りがみんな敵だと思うと、焦る気持ちはエスカレートした。
・ならば私が積もう
そんな時、目に飛び込んできたのが欧米系の2人組だ。プラカードを掲げており「原価 + 500香港ドル(約6000円)で買います」と書いてある。欲しい商品は違うのだが、すでに交渉中であり、参考とするためにもその隣りにピタリとつけ、話しの行方を聞いてみた。

英語での会話のため、すべては聞き取れなかったが、どうやら「500香港ドル」では交渉決裂となったようだ。譲る気配がなかったことから、おそらく6〜700香港ドルあたりが妥当なラインなのだろうか。私は次なるハイエナを探しに行くテンバイヤーの男性をすぐに捕まえ、交渉を仕掛けた。
・交渉内容
500香港ドルを蹴ったテンバイヤーがどれくらいの「上乗せ」をしてくるのか不安だったが、話を聞けば、なんと「800香港ドル(約9600円)」での提示。異次元のふっかけがくるとも思っていただけに半分拍子抜けしたが、この機を逃し、決裂するよりマシだと即決で購入を決めたのだった。

購入したのは『iPad Air Wi-Fi + Cellularモデル』で、定価は4888香港ドル。そこに800香港ドルの上乗せがあり、支払った合計金額は5700香港ドル。日本円にして約7万2300円といったところだ。
・購入後
店頭でやり取りしていると、さすがにスタッフから怒られたので非常階段へと移動。中身がカラッポであったり、別のものが入っているという可能性もあるため、商品を受け取ってから中身をチェックした。かなりしつこくしたが、テンバイヤーは嫌な顔ひとつせずに、質問を投げかけると答えてくれ、撮影にも気軽に応じてくれたぞ。
・テンバイヤーの男性
テンバイヤーの男性は40人くらいを抱える上海のグループに所属し、普段は香港で質屋の仕事をしているそうだ。海外からも客が集まるアップルの製品は「割のいい仕事」となると話していたぞ。常に笑顔で、転売している悪さを微塵も見せない様子が印象的であった。

結果的にプラカードを掲げることなく、購入することができたのだが、iPhoneシリーズのように熾烈な争いだと購入は困難だったかもしれない。今回の体験が、次作でSIMフリーの製品を購入予定の方の参考となれば幸いである。

執筆:原田たかし

画像をもっと見る

ロケットニュース24

トピックスRSS

ランキング