図書館の人気書籍からコカインやヘルペスが検出される / 教授「ハイになったり感染するほどの量ではない」

ロケットニュース24 / 2013年11月21日 17時0分

図書館の人気書籍からコカインやヘルペスが検出される / 教授「ハイになったり感染するほどの量ではない」

本好きにとって力強い味方といえば、図書館だ。1冊何千円もする本だって、無料で借りられる。人気の本だって、予約待ち時間が多少かかるかもしれないが、ちょっと我慢すれば借りられる。大好きな本が無料で読み放題! なんて素敵な場所、図書館!!

というような、図書館大好き人間の読者にとっては衝撃的なニュースが海外で話題になっている。ベルギーの某図書館の人気書籍を調べてみたところ、なんと、コカインやヘルペスの陽性反応が出たというのだ……。

・ベルギーの毒物学者、図書館の人気書籍の状態を独自に調査
今回の衝撃結果を世に知らしめたのは、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学の毒物学者、ヤン・ティトガット教授である。教授は、 ベルギーの都市アントウェルペンの図書館が所有している人気書籍に付着している細菌、微生物などを独自に調査した。

・人気書籍のほとんどからコカインの形跡が見つかる
すると、衝撃的な結果が明らかに。貸し出し件数の多い本のほとんどから、コカインの形跡が見つかったのだ。さらには、現地で人気の官能小説『Fifty Shades of Grey』からはヘルペスウイルスが検出されたという。

・教授「ハイになったり、感染するほどの量ではない」
コカインやヘルペスウイルスが付着している書籍などを借りてしまったら、借りた人の健康にも影響を与えるのでは!? というのが、まずはもっとも気になるところだ。だが、教授によると、検出されたコカインの量は「借りた人がハイになることはない」レベルの微量であり、ヘルペスに関しても「やはり微量であり、第三者に感染することはない」そうだ。

・過去の研究でも、図書館の人気書籍から細菌・微生物が多く検出されていた
ちなみに、2011年に実施された米ブリガムヤング大学の研究においても、大学図書館で人気のある本は、そうでない本に比べると、付着している細菌・微生物の量が25〜40パーセント高いという結果が示されている。貸し出し件数の多い本の方が多くの細菌が付着しているというのは、考えてみれば当然のことではあるが、図書館好きにとっては直視したくない現実だ……。

いったいどういう状態で読書をすれば、コカインやヘルペスウイルスが付着をするのか、まったく想像できないが、公共のものは清潔・丁寧に扱うのが基本である。いくら微量だとしても、自分の手にしている本にコカインやヘルペスウイルスが付着していると知ったら、心穏やかではいられないはずだ。次の読者の立場に立つ。これが、図書館好きの心得るべき最低限の意識ではないだろうか?

参照元:Mail Online(英文)
執筆:佐藤 ゆき
Photo:Rocketnews24.

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