オバマ米大統領が「大麻はアルコールほど危険ではない」「私も吸っていた」と発言し話題

ロケットニュース24 / 2014年1月22日 22時0分

オバマ米大統領が「大麻はアルコールほど危険ではない」「私も吸っていた」と発言し話題

癌(がん)やエイズの治療などに効果があるとされる大麻は、アメリカで医療用としては合法的に使用されてきた。大麻合法化について国民の意見が真っ二つに分かれるなか、ワシントン州に続き、新年早々コロラド州で嗜好用大麻がついに解禁された。

そんな中、オバマ大統領が「大麻はアルコールほど危険ではない。私も吸っていた」と発言し、大きな話題となっているのである。

・オバマ大統領「私も吸っていた」
オバマ大統領は、米誌『The New Yorker』のインタビューで大麻合法化について聞かれた際、「大麻吸引は健全な行為とは言えないが、個々の消費者に与える影響という点では、アルコールほど危険ではない」との見解を示した。

さらに、「今まで報道されてきた通り、私は子どもの時に大麻を吸ったことがある。悪習慣という意味では、私が大人になっても吸っていたタバコと大差はない。しかし大麻を勧めはしないし、娘たちにも大麻吸引は悪いことだと諭している」と釘をさした。

・有色人種の若年層への罰則を懸念
またオバマ大統領は、有色人種の若年層への不当な罰則について、以下のように懸念を示している。

「中産階級の若者は、大麻吸引で服役することはない。しかし、経済的に裕福でないアフリカ系やラテン系の若者は、同罪で逮捕された際、保釈金を払えずに厳しい罰則を受けることになってしまう。法律を扱う人たちでさえ、おそらく大麻を吸ったことがあることを考えれば、大麻吸引で若者たちを長期にわたって刑務所に入れておくべきではない」。

・嗜好用大麻合法化への見解
コロラド州とワシントン州における嗜好用大麻の合法化については、「多くの人が、すでに嗜好目的で大麻を吸引しているのに、少数の人だけが罰則を受ける状況は改善されるべきだ。しかし嗜好用大麻の合法化は、チャレンジとも言えるだろう。大麻が完全に合法化されれば、次はコカインも少量ならいいだろういう声が上がる可能性もあり、線引きが難しくなっていまう」と、微妙な心境を明かした。

アメリカで嗜好用大麻を合法化する州が増えていけば、他諸国も大きな影響を受けるだろう。かつて、アメリカでは飲酒も違法だった時代がある。時代と共に法律が改変されていくのは、自然な流れなのかもしれない。

参照元:The New Yorker(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.

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