日本の女子中高生が冬でもミニスカートをはく理由を中国メディアがマジメに分析 「布が高価だった時代に養った忍耐力」「女子文化のシンボル」

ロケットニュース24 / 2014年1月24日 21時0分

日本の女子中高生が冬でもミニスカートをはく理由を中国メディアがマジメに分析 「布が高価だった時代に養った忍耐力」「女子文化のシンボル」

日本の制服はカワイイ。そしてそんな女子中高生の制服といえば、何と言ってもミニスカートだ。地域によって異なるが、短いスカートが好まれる傾向にある。

そんな日本の女子中高生の文化は、外国から見ると不思議でたまらないようだ。そこで、中国メディアがかなり真面目に「ミニスカ文化」について考察しているのでご紹介したい。それよると、ミニスカ制服には日本の歴史と文化が深く関わっているというのだが、実際はどうなのだろう?

・日本式制服との出会いは山口百恵の『赤い疑惑』
このコラムが掲載されたのは、中国の新浪教育だ。中国の中学や高校にも制服は存在するが、それはいわゆるジャージだ。当の中国人でさえ「世界一ダサい」と自虐的になるくらいである。

そんな日本とは異なる学制服文化を持つ中国。コラムでも、日本式制服との出会いについて

「あの時代、我々と制服の出会いは山口百恵扮する『赤い疑惑』の幸子だった。当初はわからなかったが、のちに制服には男性に妄想を抱かせる力があることを知った」

と、言及されている。1970年代に日本で制作され、80年代に中国全土を一世風靡したというあのドラマがきっかけだったというのだ。

・ミニスカが好まれる背景「昔は貧しく布が高価だったので」
『赤い疑惑』から約40年。現代の女子中高生が、冬でも制服のミニスカートをはく理由は何なのだろう? 新浪教育では、その理由のひとつとして日本人の忍耐の強さを挙げ、以下のように論じた。

「昔の日本は土地が痩せ民は貧しく、綿花や布は高級品だったことが原因で、日本特有の “耐え忍ぶ” 習慣ができあがったのだ。江戸時代になると武士階級でさえ着物の下には下着をつけるのみだった。日本のドラマ『同心暁蘭之介』を見たことがある人ならおわかりだろう。」

そして、現在は「日本は発達した国である」という先入観があるが、昔の日本は決してそうではなく、薄着で耐える精神は否応なしに得られた産物だとした。

・90年代後半からスカートの丈は短くなりつづけている!?
そんな歴史背景から、相当な忍耐力を手に入れたと見られる日本人。しかし、女子中高生のスカートが目に見えて短くなったのは90年代後半からであるという。新浪教育では、「毎年1センチずつ短くなっているようだ」と考察している。バブル崩壊と直接関係があるのかどうか不明だが、少なくとも潜在的な世相を反映したものに見えるそうだ。

そのひとつが援助交際。ミニスカートの制服は援助交際のシンボルとも言えるそうで、援助交際の撲滅、つまり「短くなりつづけるスカートをいかに長くさせるかが、日本において重要な社会問題」であるらしい。

・ミニスカは女子中高生の文化の象徴?
援助交際に、ミニスカ戦争最前線の学校では教師による わいせつ事件。制服のミニスカ化を不安視するような現状だが、当の女子中高生にとっては、制服のミニスカートはすでに彼女達の文化のシンボルとなっていると分析されている。以前、新潟県では高校生に「スカートを長くするように」という啓発ポスターを作ったそうだが、ほとんど効果は見られなかったという。

・中国人的には「みっともない」?
そんな風に、外国人から見るとすっかり日本文化のひとつに見えるミニスカ制服だが、一部の中国人から見るとみっともなく見えるのだそうだ。

「なぜ、わざわざ超ミニスカートをはくの? 確かに、太ももには賞賛すべき点もある。しかし全ての太ももが同じではない。少女たちはたとえ自分の太ももがカッコ悪くても、みんなと同じようにそれを出すのだ。樽のような太ももでも、素晴らしいふくらはぎをもつ女の子だっているのに。」

人それぞれ魅力的な部位があるのに、なぜ全員が全員あんなにも太ももを強調するのか理解できない、ということであるようだ。

・異文化ならではの視点
以上である。しっくりくるものはあっただろうか? 正直、「わけがわからない」という感想を持つ人もいるだろう。

冬の衣類ひとつとっても、日本では「子供は風の子」という言葉もあるが、中国では子供に異常なまでに厚着をさせるなど異なる文化がある。違った文化から見るとこう見える。そう思うと、この考察もなかなか興味深いのではないだろうか?

参照元:新浪教育(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:RocketNews24.

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