【衝撃研究結果】マウスウォッシュに意外な落とし穴? 心臓発作や脳卒中のリスクが高まるとの研究結果

ロケットニュース24 / 2014年1月31日 23時0分

【衝撃研究結果】マウスウォッシュに意外な落とし穴? 心臓発作や脳卒中のリスクが高まるとの研究結果

職場や出先で歯磨きをする時間がない時でも、口をゆすぐだけで口内を清潔に保ち、口臭予防もできるマウスウォッシュはとても便利だ。しかしある研究で、マウスウォッシュを使用すると心臓発作や脳卒中のリスクが高まることが判明し、マウスウォッシュ愛用者がショックを受けているのである。

・殺菌薬で血管を弛緩する口腔細菌が減少
マウスウォッシュによる人体への影響を研究したのは、英クイーン・メアリー大学のアムリタ・アールワリア教授だ。実験に使用されたのは、殺菌薬 “クロルヘキシジン” を0.2パーセント含むマウスウォッシュ「Corsodyl」である。

健康な被験者19人に、1日に2回 Corsodyl を使用してもらい血圧を測定した結果、1日で全員の血圧値が2~3.5 mmHg 上昇したことが明らかとなった。血圧値が2mmHg 上がるごとに、心臓発作で死亡するリスクは7パーセント高まり、脳卒中は10パーセントにもなるという。

血圧が上昇した理由として、クロルヘキシジンが、血管弛緩に不可欠な亜硝酸塩(あしょうさんえん)を作り出す口腔細菌も殺菌してしまうことが挙げられている。Corsodyl の使用により、口腔細菌が生産する亜硝酸塩の量が90パーセントも減少し、血中の亜硝酸塩濃度は25パーセント減少してしまうのである。

・成人の半数以上がマウスウォッシュを愛用
イギリスでは、成人の半数以上が日常的にマウスウォッシュを愛用しているとのことで、マウスウォッシュの売り上げは年間1億8000万ポンド(約305億円)にも達するそうだ。全てのマウスウォッシュにクロルヘキシジンが含まれているわけではなく、日本でも市販されている「リステリン」には、クロルヘキシジンは使われていない。

しかし教授は、「クロルヘキシジンが使われていないマウスウォッシュでも、口腔内の有益な細菌を殺してしまうことが考えられます」と注意を促している。

歯周病や歯肉炎を患っている人は、治るまでの間、短期で使用するのが良いかもしれない。細菌にも善玉と悪玉があるので、善玉菌とは上手に付き合っていきたいものだ。

参照元:YouTubeMail Online(英語)
執筆:Nekolas

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