37センチの尻尾を持ち「生きた神」と崇められているインド人男性が話題 / しかし彼の妻は「尻尾に不満」

ロケットニュース24 / 2014年2月12日 23時0分

世界には様々な宗教や宗派があり、それに伴い神様の種類も異なる。特にインドで多数派を占めるヒンドゥー教には数多くの神が存在し、37センチの尻尾を持つ男性が、「猿の神様ハヌマーン」の化身として崇められ話題になっているのである。

・「猿の神様ハヌマーン」の化身
37センチの尻尾を持ち神と崇められているのは、インド在住で35歳のチャンドレ・オラオンさんだ。彼は生まれつき背中から尻尾が生えており、ヒンドゥー教徒の間では「猿の神様ハヌマーン」の化身の証拠であると言われているのだ。

ご利益を得るために、インド中からチャンドレさん宅を訪れる人々は、彼を神の化身だと信じて疑わない。ある女性は熱が下がらない甥の回復を願い、チャンドレさんを訪問し祈りを捧げると、甥はすぐに元気になったと語っているのだ。

・尻尾は先天的な疾患によるもの
しかし脊髄神経を専門とするスコット・メイヤー医師は、神の化身説に異を唱え、尻尾は先天的な疾患「二分脊椎症(にぶんせきついしょう)」であると主張。二分脊椎症とは、脊椎の背中側の骨が一部開き、神経組織が背中に飛び出している状態をいう。メイヤー医師は、膜嚢(まくのう)と体毛が一緒になったものが、猿の尻尾のように見えるのだろうと見解を述べている。

・尻尾を持つことの苦労
今でこそ神と崇められているチャンドレさんだが、人々の偏見は相当なものだったようだ。幼い頃、彼の母親が尻尾を切り落とした際、彼は高熱を出し危うく死にかけたという。また、子供時代は尻尾のことでからかわれたり、現在の妻と出会うまで20人以上の女性にフラれるなど、苦労は尽きなかったという。

そして現在の妻も “生きた神” との生活に不満があるようで、「尻尾は見た目がよくありません。幼い頃に両親が亡くなって、兄弟に勧められて仕方なく彼と結婚したのです」と、胸の内を明かしている。

・世界で尻尾を持つ人は約40人
現在のところ、世界で尻尾を持つ約40人の症例が報告されている。その中の一人、インド人の少年アーシッド君も神として崇められているそうだ。

尻尾は外科手術により、あるべき場所に戻したり切除も可能だが、チャンドレさんもアーシッド君もそのつもりはないようだ。“尻尾は神からの贈り物” という感覚は、神心深いインドならではかもしれない。

参照元:YouTubeHuffington Post(英語)
執筆:Nekolas

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