【衝撃研究結果】人間の脳は「作り笑いと心からの笑い」の違いを見抜いている

ロケットニュース24 / 2014年4月3日 23時0分

【衝撃研究結果】人間の脳は「作り笑いと心からの笑い」の違いを見抜いている

人間誰でも状況によっては面白くなくても笑わなければいけない時がある。しかしそんな時、相手はあなたが心から笑っていないことをちゃんと見抜いている。と言うのも、人間の脳が「作り笑いと心からの笑い」を判別していることが、ある研究により明らかとなったからである。

・脳が笑いの違いを察知できるか実験
人間の脳が作り笑いと心からの笑いを判別していることを発見したのは、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校の心理学博士キャロライン・マクゲッティガン氏だ。

まず博士は、実験の主旨を知らない被験者に YouTube で笑い声が入ったビデオをいくつか見てもらった後、彼らの脳をスキャンし、作り笑いと心からの笑いにどう反応したかデータを取り分析した。

・脳は “作り笑いと心からの笑い” の違いを見抜いている
実験の結果、彼らが2つの異なるタイプの笑いを聞いた時、脳が違う情報処理の仕方をしていることが判明したのだ。

作り笑いの時は、脳の感情を読み取る箇所が働き、なぜ相手が作り笑いをしているのか、何を考えているのか探ろうとしていた。一方で心からの笑いを聞いた時は、脳の幸福感や肯定的な感情に反応する箇所が活発になっていたのだ。人間は無意識のうちに、作り笑いと心からの笑いを判別しているのである。

・様々な笑いを聞き分けている脳
このほか別に行われた実験では、脳の社会的情報を処理する箇所は嘲笑と嬉しい時の笑いに敏感に反応し、複雑な音を感知する部分では、くすぐり笑いに強く反応することも分かった。

・笑いは最良の薬
そして米インディアナ州立大学の研究チームが33人の女性を対象に行った研究で、笑いが癌(がん)細胞にどれだけ影響を及ぼすか、驚くべき結果が出ているのだ。

まず被験者の半数にコメディを、もう半数には退屈なビデオを見てもらった後、被験者から癌細胞を殺すナチュラルキラー細胞を採取し癌細胞と混ぜ合わせた。その結果、コメディを見た人のナチュラルキラー細胞はより多くの癌細胞を攻撃し、笑いは体の免疫を40パーセント高めることが判明したのである。

全然面白くないときに面白い振りをするのは、相当な演技力が必要になる。上司がつまらない冗談を言った時など、作り笑いがバレていることを覚悟したほうが良いかもしれない。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.

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