業界人も「日本人だけ知らないのはもったいない」と語る! ドラマ『ビター・ブラッド』の主題歌を手がける台湾バンド「Mayday」とは?

ロケットニュース24 / 2014年5月13日 13時0分

業界人も「日本人だけ知らないのはもったいない」と語る! ドラマ『ビター・ブラッド』の主題歌を手がける台湾バンド「Mayday」とは?

芸能関係者によると、通常、ドラマの主題歌は「この作品には、是非この人にお願いしたい!」というところで決まるものらしい。

様々な有名アーティストが出揃った今季のドラマ主題歌のなかで異色なのが、佐藤健さん主演の『ビター・ブラッド』である。疾走感がある主題歌は、ドラマにも合っていてカッコイイと話題になっているが、歌っている Mayday って誰やねん、という話。

日本であまり知られていないのも無理はないかもしれない。なぜなら彼らは日本のアーティストではなく、台湾のバンドだからだ。

・台湾バンド Mayday とは?
Mayday(五月天)は、1997年に台湾で結成し1999年にデビューしたロックバンドだ。メンバーはアシン(ボーカル)、モンスター(ギター)、ストーン(ギター)、マサ(ベース)、ミン(ドラム)の5人。ミン以外の4人は国立師範大学付属高校ギター部の先輩後輩である。

・台湾で最も知名度があるアーティスト
彼らは、台湾に “バンド” という概念が定着していない頃から活動した言わば “開拓者” のひとり。J-POP とも K-POP とも異なるサウンド、また自分を取り巻く世界と正面から向き合う歌詞が若者の共感を得て、デビューから15年経った今でも、現地の市場調査で「若者が最も好きなアーティスト」に選ばれるほどである。

台湾を飛び出し、世界の舞台で活躍するとネットユーザーから「台湾の光」などと称されることも。好きか嫌いかは別としても、台湾で最も知名度があるアーティストだ。

・案外親しみやすいキャラらしい
現在、行っているワールドツアーでは一番小さな会場で1万人規模、最大で20万人規模のライブを80公演近く行っている。日本でこの規模のツアーを行えるアーティストは数えるほどだ。そんなスケールの彼らだが、かなり親しみやすいキャラらしく、さまざまなエピソードを披露している。たとえば……

アシン(38):
ボーカルで作詞作曲のほとんどを手がける。だが、当初は歌に苦手意識があったらしく、「ギターがないとボーカルにさせられちゃう」と泣きついて、お母さんからギターを買うお金を借りたのだとか。ココイチの激辛カレーが好き。

モンスター(37):
バンドのリーダー。かなりの酒豪で交流がある日本のバンド flumpool もちょっと引いたくらいらしい。なおリーダーとしては、「みんなを引っ張るタイプではなく、後ろからニンジンをぶら下げて走らせるタイプ」とのこと。

ストーン(38):
結婚し子供もいるストーンは家族思いの優しいパパと知られているが、昔はかなりヤンチャだったらしい。音楽に打ち込むようになり喧嘩をしなくなっておばあちゃんがとても喜んだそうだ。

マサ(37):
毒舌キャラとして有名だが、台湾人歌手によると「実は女の子には優しい」そう。Maydayの前身にあたるバンドではボーカルを務めていた。なお、日本人にもいそうな名前なので「日本人?」と思われることもあるが、高雄市出身の台湾人だ。

ミン(41):
最年長で物静かだが、実は愛されキャラで、常にメンバーからイジられている。ミンもストーン同様既婚者で娘が2人いる。ウニ丼が好き。

・日本での夢はやっぱり「武道館」
楽曲、ライブパフォーマンス、メンバーの個性で活躍する Mayday。ドラマ『ビター・ブラッド』のプロデューサーが

「親子が刑事でバディという世界共通で通じる普遍的な企画のドラマを世界に飛び立たせたいという思いがあったので、ワールドワイドに活躍するMAYDAYさんに楽曲を依頼しました。」

と、コメントしていたのも納得である。

そんな Mayday の日本での夢は「武道館でライブをすること」だという。ライブ会場として見た場合の武道館のキャパは1万人前後と言われている。動員数でだけで見ると、20万人×2日のチケットを即日完売させるようなバンドにしては、ささやかな夢だなぁと思ってしまうが、やはり「ロックの聖地」である武道館には特別な思いがあるようだ。

・音楽関係者「日本がガラパゴス化しているかも」
また、彼らは以前、NHK ホールに立ったときは「紅白歌合戦の舞台だ」と、しみじみとしていた。なんだか、ありがたいなぁと思うと同時に、向こうは日本のことをいろいろと知っているのに、こちらに台湾の芸能周りの情報があまり入ってこないのは何故なのだろう?

ある音楽関係者は「日本がガラパゴス化しているのかもしれない」と話す。また、アジアで多くの人の心を揺さぶっている Mayday のようなバンドを「日本人だけが知らないのはもったいない」と、感じているそうだ。

なお、Mayday はドラマの主題歌のほか、8月に横浜パシフィコで行われる『トランスフォーマー博』のテーマソング、サマーソニックへの出演も決まっている。日本での活動は、彼らや台湾のレコード会社にとっても挑戦なのだろう。彼らはここでも “開拓者” となるのだろうか?

参照元:YouTubeMayday 公式サイト
執筆:沢井メグ

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