【中国】タクシードライバーが忘れられた大金を持ち主に返す / 謝礼の申し出を断った理由がカッコいい

ロケットニュース24 / 2014年5月14日 22時0分

【中国】タクシードライバーが忘れられた大金を持ち主に返す / 謝礼の申し出を断った理由がカッコいい

もしも大金を拾ってしまった場合、あなたはどう思うだろうか? まずは交番に届けることになるだろう。そのとき少なからず、『これが自分の金だったら……』と考えてしまうはずである。ネコババしない限り、何を考えるのも自由である。正直、その一部でも……と頭をよぎる可能性も否定できないだろう。

最近中国のタクシー運転手は、思わぬきっかけで大金に遭遇してしまった。後部座席に置き忘れられた紙袋に、約280万円の札束が入っていることを発見した。それを持ち主に返したところ、そのお礼にお金を渡されたそうである。しかしドライバーはそのお礼を断ったのだ。一体なぜ?

・紙袋に280万円
タクシードライバーのチャオ・リーさんは、中国・黒竜江省のハルビン市で、夜間にタクシーを運行している。ある日のこと、客が後部座席に忘れ物をしていることに気が付いた。置き忘れられていたのは、紙袋でそのなかには17万元(約280万円)が入っていたのである。

・車を買うための資金
リーさんはすぐにそれを持ち主に返すことに決めた。大金を置き忘れていたのは男女の2人組で、そのお金で自動車販売店に車を買いに行くところだったそうである。2人はリーさんの勤めるタクシー会社を訪れ、お金を置き忘れたかもしれないことを必死に訴えていたそうである。

・「当然のこと」
リーさんがお金を持ち帰ると、2人は安堵するとともに、リーさんへのお礼を申し出たそうだ。1万元(約16万円)を謝礼としてお渡ししたいと申し出たのだが、リーさんはこれを拒んで、こう言ったという。

「当然のことをしたまでです。お金を失くせば、誰でも冷静ではいられない。私がお金を使う訳にはいかない」

2人は本当に運がよかったと思う。大金をリーさんのタクシーに置き忘れただけではなく、リーさんのような人に出会えたことは、幸いではないだろうか。

参照元: Metro.co.uk(英語)、sina.com.cn(中国語)
執筆: 佐藤英典

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