【感動】香港の『出前一丁』を食べ比べてみた 『出前一丁』のアイデンティティを保ちつつローカライズに成功した逸品! 日清に敬礼したくなった!!

ロケットニュース24 / 2014年6月10日 10時0分

【感動】香港の『出前一丁』を食べ比べてみた 『出前一丁』のアイデンティティを保ちつつローカライズに成功した逸品! 日清に敬礼したくなった!!

「あ~らよっ出前一丁~♪」でおなじみの日清のインスタント麺『出前一丁』。日本では昭和の香りがする懐かしのラーメンだが、アジアでは第一線を走るシャレオツカップ麺! なかでも有名なのは香港だ。

よく知られているように香港では日本にはない様々なフレーバーの『出前一丁』が売られている。そんなに人気があるカップ麺とは、どんな味がするのだろうか? 実際に食べ比べてみた

・香港の『出前一丁』
『出前一丁』は日本で1968年に発売。そして早くも2年後、1970年に香港に上陸した。香港でもすでに40年以上の歴史があるのだ。現地では「即席めん=出前一丁」と言っても過言でないほどの定着を見せている。

・中華カップ麺マニアが食べてみた
現在は香港でもかなりの種類の即席めんが販売されているにも関わらず、『出前一丁』の人気は健在だという。そんなに美味しいなら食べてみたい! 

ということで、自称・中華カップ麺マニアのK博士(工学)に食べ比べ評価をしてもらったぞ。博士は10年来、中華圏のさまざまなカップ麺を食べ続けており、好きなカップ麺は「康師傅の紅焼牛肉麺」、嫌いなカップ麺は「今麦郎」。

【香港の『出前一丁』6種類を食べ比べてみた】(『出前一丁』6種の画像はここ http://wp.me/p25BsW-1Tku に掲載しているぞ
麻油味(ごま油) 評価:☆☆☆☆
昔食べた出前一丁の味。とても懐かしい昭和の香り。味も濃すぎず、優しいウマさ。スパイシー全盛の大陸側の人にとっては物足りないような気がする。ただ謎肉は中国料理特有の風味を放っている。五香、八角のオーラか。これはこれで新しい。

雞蓉味(チキンスープ) 評価:☆☆☆☆
シーフードヌードルに少し似ているチキンスープ。ごま油ポリシーは健在で、一口食べれば出前一丁シリーズということがはっきりわかる。こんなことが出来るのは、長く親しまれてきた歴史があるからだろう。謎肉はしっかりと鳥肉風で中国料理特有のクセがない。しっかりウマい。

特辣豬骨濃湯味(激辛濃厚豚骨スープ) 評価:☆☆☆
ごま油風味はわずか。辛い。中華辛い。中華系カップ麺好きに、もってこいの一杯。謎肉は中華系カップ麺では定番のスパイシー野郎。スープは日本人の思う豚骨味と少し違う気がする。そんなに濃くない。しかし中華系カップ麺のキング、統一紅焼牛肉麺と同カテゴリーの味わい。「異国、されどアジア」感が新鮮。

辛辣XO醬海鮮味(XO醤シーフード) 評価:☆☆☆☆☆
日本で買えるシーフードヌードルよりも、魚介風味がかなり強い。海老の香りが特徴的。これがXO醤の力なのか……かなり美味いじゃねーか……!! スープは少し辛そうに見えたが、ピリ辛程度。後入れ液体ダレは、中華系カップ麺によく見られる具入りで、出しにくい。でもこれこそが異文化交流というものだ。ぜひもう一度食べたい。

黑蒜油豬骨湯味(黒ニンニク油豚骨スープ) 評価:☆☆
日本でよく出会うカップ麺豚骨味。出前一丁感は、感じられない。でも海外でこの味がすぐ手に入るのは、幸せ。松村邦洋(一平ちゃん)を思い出す味。美味い。だが麺をすすると同時に口に放り込まれる、まさかのスパイシー謎肉。この香港出前一丁謎肉シリーズにおいて、もっとも強力かつ個性を持った謎肉だ。このスパイシー野郎は日本人に馴染みが浅い風味なので、好き嫌いが分かれるように思う。

地獄辣海鮮味(地獄のとうがらしシーフード) 評価:☆☆☆
XO醤の時に感じた強力魚介風味を期待したが、これはシンプルシーフード。地獄辛とも書いてあるが、そんなに辛くない。パッケージを見てから食べると、拍子抜けするかも。大きなとうがらしが何個も乗っていて、それをバリバリ食べるのが新感覚。なんだか豪傑にでもなったようだ。でもあんまり辛くないので大丈夫。

――以上である! 

・確かに感じる『出前一丁』アイデンティティ
記者(私)も食べてみたが、進化の過程で『出前一丁』感が薄れたものはあるものの、全体的に『出前一丁』のアイデンティティである「ゴマラー油」をかすかに残しつつ、中華圏の人が好きそうなスパイシーさを兼ね備えているものが多いように感じた。

食べたことのない謎肉に、少しモサっとした麺、出しにくい液ダレなど、日本のものではないことは確か。しかし、全体のクオリティとして中華圏他社のカップ麺とは違う「清潔感」に似た雰囲気にあふれていた。

・日本ブランドを保ちつつ現地の消費者にマッチ
海外で食品を売るとなると、、日本のものをそのまま持っていって「日本のもの」をウリにするケースと、日本ブランドを保ちつつ現地の消費者に合わせていくというやり方がある。

『出前一丁』は後者の方法で最も成功した商品かもしれない。企業努力とはまさにことことだろう。これには日清に敬礼をしたくなったぞ!!

・お土産にするなら「XO醤シーフード」「チキンスープ」
記者(私)個人としては、中華謎肉を備えつつ、最も『出前一丁』のポリシーを感じたごま油味推しだ。お土産にするなら、さらに珍しさもプラスした「XO醤シーフード」や「チキンスープ」がオススメである!

現地のスーパーやコンビニで購入できる。ただ、いつも全種類あるわけでないことは注意したい。記者(私)も2種類ほど見つからずコンプリートできず残念だった。その2種類を手に入れたら、改めてお伝えしたい!

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

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