「メンソールタバコは普通のタバコより依存性が高い」との調査結果 / 未成年者にメンソールタバコ喫煙者が増加中

ロケットニュース24 / 2014年6月30日 11時0分

「メンソールタバコは普通のタバコより依存性が高い」との調査結果 / 未成年者にメンソールタバコ喫煙者が増加中

“メンソール” と聞くと薬用リップクリームやのど飴を連想して、健康なイメージを持ってしまう人が多いだろう。そのせいか未成年者は、手始めにメンソールタバコに手を出す人が多いそうだが、ある調査で「メンソールタバコは普通のタバコより依存性が高い」ことが判明したのである。

・メンソールタバコは未成年者に人気
メンソールタバコの依存性について調査したのは、カナダのウォータールー大学のサンデー・アザグバ博士だ。博士の調査によると、カナダ人高校生の喫煙者のうち32パーセントがメンソールタバコを吸っているとのこと。未成年者におけるメンソールタバコの喫煙数は週平均43本で、普通のタバコの26本に比べると倍近くを消費していることになる。

・メンソールタバコの喫煙者が増加中
米国でも、12~17歳層の喫煙者のうち57パーセントがメンソールを喫煙し、成人の30パーセントと比べると倍近い数だ。メンソールタバコの人気が高いせいで、未成年の喫煙者数は増加の一途を辿っているという。

・メンソールは普通のタバコよりも依存性が高い
“メンソールは普通のタバコよりも害が少ない” との思い込みから、未成年者はまずメンソールタバコに手を出してしまうのだ。そして翌年も喫煙を続けるつもりだというメンソールの喫煙者数は、普通のタバコの3倍となり、その依存性を証明する形となった。

・カナダでメンソール以外の味付けタバコが禁止
2010年、カナダではメンソール以外の味付けタバコが禁止され、地味なパッケージの使用が法律で制定された。アルバータ州のみ、メンソールタバコの禁止が州法で規定されたが施行には至っていない。今年4月には、欧州連合加盟28カ国でもメンソールタバコが禁止となっている。

・喫煙期間が長い成人は、10代でタバコを吸い始める
また10代でタバコを吸い始めた人ほど、成人になってからの喫煙期間が長くなることも判明している。博士は「10代で喫煙する人が増えれば、喫煙者数を減らすことが困難になります。メンソールといった味付けタバコ販売の禁止を、全面的に強化する必要があるでしょう」と見解を述べている。

未成年者がタバコを吸うのは、“反抗心とカッコつけたいから” というだけの理由に過ぎないだろう。喫煙が引き起こす病疾患と引き換えにするほど価値があることなのか、しっかりと考えてほしいものだ。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.

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