絶滅してなかった!? 中国で言い逃れできない “パクリ商店街” が出現 「スターファックス」「アダディス」「有印良品」など

ロケットニュース24 / 2014年7月11日 18時0分

絶滅してなかった!? 中国で言い逃れできない “パクリ商店街” が出現 「スターファックス」「アダディス」「有印良品」など

「イケる!」と思ったらマッハで模倣、そんな中国は、自国民にまで「パクリ帝国」と呼ばれる始末だ。しかし、経済発展に伴い、ロゴをちょっといじくっただけのような微妙なコピー商品は姿を消しつつある……と思われていた。

ところが! 先日、どう見てもパクリなお店が発見されたという。しかも1店や2店なんてもんじゃない!! 商店街にパクリショップがズラリと登場したというのだ。

・四川省のパクリ商店街
パクリ商店街が発見されたのは、四川省成都市のヒ県だ。300メートルほどある商店街で見覚えがある看板がたくさん!! 「国内外の有名なお店がいっぱい入っているんだなぁ」と思いきや、よーーーーく見てみるとかすかな違和感がある。そう、これは「ビッミョ~に似せた看板」だったのだ。

・スターバックスは「スターファックス」、無印良品は「有印良品」
その看板の一部を紹介すると、たとえばコーヒーショップ「STAR BUCKS(星巴克)」かと思っていた店は「STAR FUCKS(墨巴克)」。スター……ファックス!? 

また、スポーツ用品の「adidas」は「adadis(アダディス)」、コンビニの「7-Eleven」は「7-Elenev(セブン-イレンヴ)」になっちゃっている。「無印良品」なんか「有印良品」だ! こ、これは一体……。

・パクリショップは空き店舗だった
商店街の物件販売をしている会社によると、これらの “パクリショップ” は、実は空き店舗なのだという。この看板はデベロッパーがつけたもので、店舗物件の売買を引き受けた際にはすでに看板がつけられていたそうだ。

デベロッパーの意図はこうだ。この商店街は5月にオープンしたばかりで、空き店舗ばかりでは寂しい。そこで、商店街を盛り上げるために、「本物とちょーっと違う看板」を掲げたとのことである。

・弁護士「商標の専用権を侵害」
借り手がつけば、このパクリ看板はすぐ下ろすというが、商売をしていなければOKというものなの? この点について、四川省の「致高守民律師事務所」の弁護士・梁氏は、デベロッパーのやり方は商標の専用権を侵害しているとコメント。

この専用権とは、商標権者が登録商標を、指定の商品や役割に独占的に使用できる権利のことだ。元の商標によく似た看板を掲げることで、以下の問題が発生すると梁弁護士は指摘している。

「デベロッパーは確かに看板によって直接利益を得ているわけではありませんが、市民にデベロッパーとこれら著名な商標の所有者が一種の隷属的もしくは協力関係にあると誤解させる恐れがある」

梁弁護士は、もし商標権者が裁判を起こした場合、裁判所は中国国内法に基づき、商標権者の訴えを認めるだろうと見ているとのことである。

参照元:中国記者倶楽部(中国語)、Sina Weibo @我的小小小微博
執筆:沢井メグ

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