【海外ドラマ】『ブレイキング・バッド』の “ベル鳴らしヘクター” の素顔に迫る! あの表情は「義理の母親の真似」で精鋭映画監督の常連俳優!!

ロケットニュース24 / 2014年11月11日 21時0分

【海外ドラマ】『ブレイキング・バッド』の “ベル鳴らしヘクター” の素顔に迫る! あの表情は「義理の母親の真似」で精鋭映画監督の常連俳優!!

世界中で旋風を巻き起こし、爆発的大ヒットとなった衝撃作『ブレイキング・バッド』。余命いくばもない真面目な高校教師が家族に遺産を残すため、麻薬の精製に手を染めるという衝撃作だけに、本作には濃いいい~~ブっ飛びキャラが続々登場。

そんななかでも、「チ~ン! チン! チン! ってベルを鳴らすおじいちゃん」と言えば、誰でも分かってしまうヘクター・サラマンカほど存在感のある役はないだろう。そこで今回は、ヘクター役を演じたマーク・マーゴリスの素顔に迫ってみたいと思う。

・あの「目をひん剥いた」表情は義理の母親の真似!
ヘクターは、“キレ方がハンパないギャング” トゥコの叔父さんで、口をきくことができないうえ、車椅子生活を余儀なくされている高齢者。海外ドラマ史上において、全くセリフがなく車椅子で動きが限られていながらも、顔の表情とベル音だけで強烈なインパクトを残すヘクターのような役は今までになかった。

俳優にとっては、セリフがあるからこそ役柄を表現できるというもの。よって、顔の表情だけでキャラクターを演じ切り強烈な印象を残すとは、かなり高度な演技力が必要とされる。

特にヘクターが怒った時に見せる、あの “目をひん剥いた鬼面のような表情” は、なんとマークの義理の母親を真似たものだという。何となく彼と義理の母親の関係が想像できてしまって、思わず笑ってしまうトリビアである。

・ゲスト俳優賞にノミネートされたのはマークのみ
そんな海外ドラマ史上稀に見るヘクター役を見事に演じ切ったマークは、2012年エミー賞ゲスト男優賞にノミネート。惜しくも受賞は逃しものの、毎回主要部門にノミネートされていたメインキャスト陣とは異なり、本作の数ある脇役のなかで、ゲスト俳優賞にノミネートされたのはマークだけである。

印象に残りにくい脇役で、どれだけ彼が視聴者を釘付けにしたか、分かって頂けるエピソードではないだろうか。

・精鋭映画監督の常連俳優
テレビだけでなく映画界でも活躍するマークは、映画『レスラー』や『ブラック・スワン 』でメガホンを取った精鋭、ダーレン・アロノフスキー監督作品の常連でもある。

かつて、巨匠マーティン・スコセッシによって才能を見出されたロバート・デ・ニーロが、スコセッシ監督作品の常連俳優になったように、たぐい稀な才能をもつ監督はお気に入り俳優を起用する傾向にある。エキセントリックな作風で知られるアロノフスキー監督作品で欠かせない存在となっていることから、マークの突出した個性が本物であることがうかがえる。

・75歳だけど俳優としてバリバリの現役!
そして高齢の俳優ともなると、どうしても誰かの “おじいちゃん” 役が増えてしまう。だが75歳のマークにこのケースは当てはまらないようで、マフィアから父親、大虐殺から逃れたユダヤ人と役柄の幅はかなり広い。

アロノフスキー監督の最新大作映画『ノア 約束の舟』では、ウォッチャーのマゴグ役で声優としても出演。“年齢は単なる数字にすぎない” を地で行くかのように、俳優として年齢を感じさせない活躍ぶりを見せている。

アメリカで2015年初旬に放送開始されるスピンオフ『Better Call Saul』は、オリジナルの前日談となる作品。本家の俳優がゲスト出演する可能性が高いと噂されているだけに、もしかして “歩いて喋るヘクター” が登場するなんてこともあるかもしれない。スピンオフ版が、早く日本に上陸することを願いたい!

参照元:IMDbRotten Tomatoes
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎
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