【理不尽】ポーランドで “クマのプーさん” がハレンチな存在に!? 理由は「プーは下半身裸だから」とのこと

ロケットニュース24 / 2014年11月25日 16時0分

【理不尽】ポーランドで “クマのプーさん” がハレンチな存在に!? 理由は「プーは下半身裸だから」とのこと

ポーランドでは「クマのプーさん」が人気だという。首都ワルシャワには「プーさん通り」があったり、村の広場がプーさんで埋め尽くされたりと、様々な形でプーさんへの愛が示されてきた。

ところが、そんなプーさんがポーランドで “けしからん存在” になりつつあるというのだ。しかも、その理由が下半身を露出しているからというもの……。「詳しく話を聞かせてもらえますか?」と、関係者の肩をガクガク揺すりたくなるこのニュース。一体、プー大好き国ポーランドで、何が起こりつつあるのだ!?

・テーマパークのマスコットにプーさんを!
今回のプー騒動が起こっているのは、ポーランド中部に位置するタスジンという町。新しいテーマパークのマスコットを選出しようと議会で話し合いが持たれたとき、候補としてプーさんの名が挙がったという。

確かに、プーさんはポーランドでも人気があるし、許可が下りれば新テーマパークの人気に一役買うことだろう。ところが、「待った!」と強い反対の声が上がったのだ。

・「プーさんはハレンチな存在だから」と議員からNGが
何か問題でも? とキョトンとしてしまうが、その反対理由がナカナカぶっ飛んでいる。それは……プーさんがハレンチだからなのだとか。つまり、「プーさんは、性別がはっきりしておらず」、「ふしだらな格好をし」、「半分裸」だからと、ある議員が強く反対したのだ。

1926年に児童書として発表されたときから、プーさんは “裸” であり、1932年にゲームやオモチャなど商品化された際に、あの赤いシャツ着用となった。2014年の今さらそんなこと言われても、正直戸惑ってしまう。なにより、プーさんはクマのぬいぐるみだ。

・“作者がプーさんの性器を切り落とした” と主張する議員
もちろん、そんな驚くべき反対意見に対して、抗議の声も上がった。それでも “プーはハレンチ” 発言の議員の押しは強い。「プーさんは性別がはっきりしないから、下着をつけていません。これは大変ショッキングなことです! 作者は内面に問題を抱えており、プーの性器をカミソリで切り落としてしまったんです」。

“性器をカミソリで切り落とす” だなんて、なんとも想像力豊かな議員さんのようだ。結局、テーマパークのマスコット候補から、プーさんは外れることになったという。

・「世界はどうなっちまうんだ」とネットの声
さて、多くの人をぼう然とさせたこのニュース。ネットでも、驚きの声が多数寄せられている。

「ならドナルドとデイジーもダメだね」
「人間が勝手に動物に洋服を着せているだけじゃないか!」
「世界中の子供たちがプーさんと共に育ってきたんだ! どの子も、性別がどうとか、半分裸だとか考えたこともないはずだよ」
「プーさんのパンツのことなんて、想像したこともない」
「なによりテディベアじゃないか!」
「空いた口がふさがらない。世界はどうなっちまうんだ」

・実は世界中でも禁止された過去のあるプーさん
しかし、プーさんが禁止されたのは、今回が初めてではなく、世界中で起こっていることなのだ。例えばトルコ。国営放送TRTでは、プーさんの放送を禁止しているという。その理由は、子豚のピグレットにある。なぜならトルコ国はイスラム教国家であり、イスラム教では豚は汚らわしい存在とされているからだ。

当初はピグレットの登場するシーンだけを、根気強くカットしていたTRTだったが、「そんなチマチマしたことやってられっか!」とプーさんの放送を全て止めたのだった。他にも、アメリカ、イギリス、ロシアなどでも、デザイン、宗教など様々な理由からプーさんを禁止する動きが見られたことがあるという。

多くの人をビックリさせた、今回のプーさん禁止令。しかし、誰か “偉い人” の鶴の一声で突然何かが理不尽に禁止されたりするのは、実は珍しいことではないのかもしれない……。プーさんをハレンチな存在だと非難する人が出てくるくらい、世の中は広く、何だって起こりうるのだ。

参照元:Mail Onlinecroatian times.comBanned Books AwarenessToronto SUN(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24
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