あるレズビアンカップルの実話を元に制作されたミュージックビデオに多くの人が胸を打たれる

ロケットニュース24 / 2014年12月22日 0時0分

あるレズビアンカップルの実話を元に制作されたミュージックビデオに多くの人が胸を打たれる

「結婚なんて紙きれ1枚の話でしょ?」とはよく言うが、果たしてそうなのだろうか?

いま、現状の「婚姻制度」のもとに悲しい結末を迎えたレズビアンカップルの実話が多くの人の胸を打っている。動画の名前は「不一樣又怎樣 We’re All Different, Yet The Same」。

・実話を元に制作
これは、台湾の歌姫こと「ジョリン・ツァイ(蔡依林)」さんのミュージックビデオ(以下MV)として制作されたものだ。このカップルの話を知ったプロデューサーが、LGBTの権利を訴える映像を作りたいと、ジョリンさんに持ちかけたところ、意気投合。このMVが制作されることになったのだという。

動画のなかでは、以下のようなストーリーが展開される。

・MVのストーリー
MVは、看護師の「ご家族の方ですか? 失礼ですがご関係は──」との台詞から始まる。舞台は病院、主人公はある同性愛の女性だ。

彼女のパートナーが病院に搬送され、緊急手術をすることになった。“家族” による手術の同意書が必要になったが、付き添っているのは彼女ひとり。医師に関係を聞かれるが、2人は法律上は “他人” だ。「……親友です」としか答えられない。

だが、愛する人の命を救うために

「30年間ずっと一緒でした、彼女の最も親しい人間は私です。お願いします!」

と、懇願する彼女。しかし、病院の規定では “家族” でないと署名できず、どうしようもないのだという。このままでは手術ができない。何とか遠縁の男性を探し出し、同意書に署名してもらったが……。

・世界に広がる
この物語がどうなるのか、続きは是非動画で見てほしいが、「もし婚姻制度が違うものだったら……」と思わざるをえない結末だと言えるだろう。

実話を元にしたということもあり、この動画は多くの人の心を揺さぶり、再生回数は180万回を突破。さらに中華圏以外にも広がりを見せている。

現在、同性婚や同性どうしのパートナーシップ制度を認めている国や地域はまだ多いとは言えない。このMVは、紙切れ1枚とは言うものの、その紙切れ1枚のために悲しい思いをするカップルがいるのだと気づかせてはくれないだろうか?

ちなみに、曲を歌い、MVにも出演しているジョリンさんは、かねてより同性婚を支持していることでも知られている。今回も「どんな愛も支持されるべきです。もし、他の人の愛を批判するのなら、もう “愛の道” からそれているということです」とコメントしているそうだ。

参照元:YouTubeET today(中国語)、Gay Star News(英語)
執筆:沢井メグ
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