株で85億円稼いだ高校生トレーダーの話は「本人がデッチ上げたガセ」だった! フェイクだと判明した経緯も明らかに

ロケットニュース24 / 2014年12月22日 7時0分

株で85億円稼いだ高校生トレーダーの話は「本人がデッチ上げたガセ」だった! フェイクだと判明した経緯も明らかに

先日、株で85億円稼いだ高校生トレーダー、モハメド・イスラム君のニュースをお伝えした。「BMWを買って高級アパートを借り、豪勢なランチを友達と楽しんでいる」とメディアに語っていた彼だが、全て本人がデッチ上げたガセだったことが判明したのだ!!

本人は平謝りしているが、元々彼にインタビューして記事を掲載したのは「New York Magazine」。インテリ系カルチャー誌として名高い同誌が、一体どのように騙されてしまったのだろうか!?

・なぜガセだとバレたのか!?
“株取引で何十億という大金を稼いでしまう高校生” ということで、アっという間に話題となったモハメド君。そこで米CNBC局のニュース番組が、彼をゲストに招いてインタビューを行うことにしたのだ。

番組収録前、プロデューサーやキャスターから株取引について質問をぶつけられたものの、何ひとつとして適切な返事が返せなかったというモハメド君。そして、彼の話を不審に思った番組関係者が、彼の出演をキャンセルに。

その同日、週刊紙「New York Observer」の取材を受けたモハメド君が、全て自分でデッチ上げたガセだったことを告白したのだ。なんとモハメド君は、株取引で1円も儲けを出していなかったのである!!

・権威ある雑誌が騙されてしまった経緯
最初に彼に取材して、「億単位を稼ぐ高校生トレーダー」の記事を掲載したのはNew York Magazine。権威ある同誌が、どのように騙されてしまったのか経緯は以下の通りだ。

元々、同誌に勤務しているモハメド君の友人の父親の紹介で、取材が実現。同誌は、実際に8桁(数十億円)単位の資産があるのか確認するために、モハメド君が通う高校へ調査員を派遣した。調査員が見せられた銀行口座取引明細書には、8桁の数字が記載されていたとのこと。モハメド君を取材した記者も、明細書を確認したと述べている。

・銀行口座取引明細書を模造
そして、明細書を見てモハメド君の話を信用してしまった記者が、彼のストーリーを記事にして掲載。だがモハメド君は、銀行口座取引明細書に見えるように書類を模造したことを、New York Observer に認めている。

・ビデオを作成して平謝り……
自分の話がガセであることが明るみになり、モハメド君は動画を作成して自分の行為を平謝りしている。

「僕がデッチ上げた話のせいで、傷ついた人がいたら謝ります。特に、家族に大きな迷惑かけたことを心から反省しています。父からは “いつも正直でいるように” と教えられていたのに……父とはきちんと話もできない状態です……」

いつか成功してリッチになることを夢見ていた彼は、雑誌の取材を受けたことで、どんどん話がエスカレートしてしまったと言い訳している。

一度失った信頼を取り戻すのは大変である。New York Magazineのインタビューで、「成功より失敗から学ぶことの方が多い」との言葉を教訓にしたおかげで成功できた、と語っていたモハメド君。まさにこの言葉を胸に刻みつけて、これから汚名返上に尽力しなければならないだろう。

参照元:YouTube、the guardian[1][2]CNBCNew York Observer(英語)
執筆:Nekolas
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