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Panorama Panama Townが語る、新体制での試行錯誤と最新作

Rolling Stone Japan / 2021年4月12日 14時57分

Panorama Panama Town

Panorama Panama Townが、2021年4月7日にEP『Rolling』をリリースした。

福岡、広島、大阪、神戸と出身の異なる4人が、神戸大学の軽音楽部で集まり、結成されたオルタナティヴロックバンドPanorama Panama Town。2019年末、岩渕想太(Vo / Gt)が声帯ポリープを発症し、治療のためライブ活動を休止。その最中、田村夢希(Dr)が脱退を発表することに。岩渕の治療が終わり、3人の新体制で本格始動しようとした矢先、新型コロナウイルスの影響で4月5日に日比谷野外大音楽堂で開催予定だった自身のフェス「パナフェス2020 TOKYO」が中止になってしまう。

そんな中でも、2020年はデモから曲を完成させていく過程を公開する企画「PPT Online Studio」を開始し、8月に開催された配信ライブ「On the Road」でも、新体制初の熱量のあるライブを敢行し、以降バンドとしての活動を本格的に再開させてきた。

今回はそんな彼らにインタビューを敢行。そんな新体制で初リリースするEPの収録曲や、本格的に再始動し始めたきっかけになった配信ライブ「On the Road」から今日までの中で彼らが感じてきたものを振り返ってもらった。

ーまず最近のバンドの動向からお伺いしたいです。こういうコロナの状況ですが、PPT Online Studioで楽曲制作の裏側を見せたりと、色々な試行錯誤してましたよね。最近はいかがでしょうか?

岩渕想太(以下、岩渕):最近はバンドとしてとてもいい状態ですね。好きなことというか、やりたい音楽が音源としてできて再始動するっていうタイミングで。バンドとしては去年いろいろあったんですけど。メンバー抜けたり、僕も喉のポリープ手術したりとか、コロナ以外にも色々なことがあったんですけど、そこから再始動して今回はいい作品が出来たなあと思っています。スタジオに入っていても気持ちいいし、新しくバンドを組んだようで純粋に楽しい、衝動が戻ってきた感じがあります。

浪越康平(以下、浪越):ここ数か月でやっとライブができるようになって、作る曲もバンドサウンドに重きを置いているものなので、とても楽しくて。ライブによって出来も当然違うんですけど良い時はとても楽しいし、逆に今日ちょっと良くなかったかなあ、という時もあったりして充実しています。

タノアキヒコ(以下、タノ):最近は毎週ライブができているので、新しいPanorama Panama Townとして固まって強くなっていっていることを実感しています。今作のEP『Rolling』を携えてのワンマンツアーもあるので、それに向けて毎日スタジオに行って準備する生活です。

ー昨年は元ドラマーの夢希さんの脱退から始まって、岩渕さんのポリープの手術もあり、開催予定だった日比谷野音でのパナフェスもコロナの影響で中止せざるを得なかったりと、一時期は良くない流れだったのかなと思います。その後、8月の配信ライブ「On The Road」辺りからライブも増えてきましたよね。ライブを重ねていく中で、新体制としての手ごたえが掴めてきた実感はありますか?

岩渕:そうですね。最初は手術後だから歌いにくかったし、ドラマーがサポートに替わったので波長を合わせるという感覚だったんです。でもやっぱり去年の夏の配信ライブ「On The Road」のリハに入り始めた頃からもう純粋に楽しくて。それまでスタジオ自体もなかなか入れていなかったし、ライブも無かったので、スタジオで合わせてるだけでも楽しかったんですよね。やっぱりバンドって面白いし、今までもオンラインで曲を作ったりしていたんですけど、目の前で合わせるのが気持ちよかったです。いっぱい失ったからこそ気付けたところでもあって。音源制作なり配信ライブなりでメンバーの熱量はすごく上がってたんですけど、だからそこの気持ちよさをどうやったらもっと大きいものにしていけるかとか、去年はそういう部分を考えるようになりましたね。



ー鈍っていたライブの感覚も取り戻してきたと。

波越:今作の音源は攻めた音作りをしてきたんですけど、ライブから離れていた分、音源とライブってだいぶ違うなっていうのは改めて実感していますね。レコーディングで弾いたものをそのままライブでやっても、その良さって伝わらないということを何回か繰り返してきて分かってきて。音源で作ったあの音を届けたいからこそ、ライブではそれを届けるためにまた違う魅せ方をするところを試行錯誤してきていて。今回のワンマンツアーでは、その成果を見せられると思います。

タノ:最初の配信ライブをやった時は、何も考えずに初ライブみたいな感覚で。皆でよっしゃー! ってテンション上がって感覚を掴んだと思ったんです。でも、そこから有観客ライブをやってるうちに、お客さんはマスクもして立ち位置も決まってみたいな状況で、自分らが楽しめる感じを掴むのが難しい時もあったんです。で近になって、ようやく自分たちが一番楽しくなれるポイントとか大事にしたいものを共有して、もっと皆で楽しくなっていけるやり方、演奏が見えてきているので、最近はライブが楽しいですね。

ー僕の中ではPanorama Panama Townってまくしたてる曲の勢いがあったり、ラップで言葉を詰めたりもするし、色々な要素があるバンドだと思っていて。今回のEPではそういう要素ってあまりないですよね。それは、自分たちの中でインディーズの頃から音楽性とかが変化してきた部分でもあるのかなと思うんですが、その変化は実感されていますか?

岩渕:ボーカルの話だと、インディーズの頃は早口みたいなことは結構やっていて。言いたいことがたくさんあって、それがどんどん矢継ぎ早に言っていくスタイルがいつの間にか自分たちのアイデンティティになっていた部分もあるんです。それとは別にヒップホップを聴くのも趣味として好きで、いつからかラップをやろうっていう風に思って、既存の形だとミクスチャーという言葉に囚われていた節があったんですよ。でも、今回はラップは一旦忘れようっていうことになって。側から作るんじゃなくて、サポートメンバー含めた4人でピュアに音を鳴らして気持ちいいものを作っていこうと。あとは、僕はポリープの手術もあったので歌いたい気持ちは強くて。自分の歌ってなんなんだろうっていうのを突き詰めたかったのもあります。色々な可能性を思ったし、側じゃなくて歌も曲に対しても徹したいって思ってました。

ーなるほど。今作のEPについて、収録曲の選ばれた基準やコンセプトはありますか?

岩渕:ただ自分たちがいいと思えるという点で選びましたね。今はやっぱり自分たちが一番いいって思えるものを、新鮮なまま出すのがいいだろうと。でも大元にあったコンセプトがあるとするならば、ポリープ手術前の頃からバンドサウンドでやっていこう、サポートも含め4人の音でやっていく方向性は合致していたので、そういうサウンドの曲を作っていく方針ではありました。



ー自分たちがいいと思う曲を集めたということで、収録曲も真っ直ぐさが際立つような曲が多いですよね。ちなみに「Rolling」のタイトルの由来はあるんですか?

岩渕:「Rolling」に関しては、やっぱり色々なことがあった一年を転がってきたなという感じもするし、長いバンドの人生を考えると、これまでも紆余曲折してきたバンドなんですけど。それでもやっぱり転がり続けたいという意味を込めています。やっぱりストレートなバンドというか、まっすぐ歩めるバンドじゃないと思うんで、自分らなりの答えをその都度見つけながら進んでいきたいなと思いますね。

ー転がるという意味では良いときも悪いときもいろいろ変化があると思うんですけど、今回はthe telephonesの石毛輝さんをプロデューサーに迎えたのも大きな変化ですよね。バンドとしてもプロデューサーを迎えるのは初めてだと思うんですけど、これはどういった狙いがあったんですか?

岩渕:Panorama Panama Townを組む前からthe telephonesというバンドが好きでご縁もあって。石毛さんと一緒にやったら面白そうっていうのが大きかったですね。一緒に飯に行ったことがあったんですけど、その時に今回の収録曲「Rodeo」のデモを聴かせたら、こうしたら面白いんじゃない? みたいな話をしてくれて。僕らにない引き出しを開けてくれそうな感じがしていたっていうのはありましたね。元々プロデュースをする人というよりもバンドマンだから、そういうところもすごく大きかったんです。

ーPPT Online Studioの時にも、THIS IS JAPANの杉森ジャックさん、PELICAN FANCLUBのエンドウアンリさんをゲストに迎えて意見を訊いてたじゃないですか。そうやって外に目を向けて広く色々と意見を取り入れようとしている時期なのかなと思っていました。

岩渕:コロナ禍って色々なものが内に閉じちゃってなかなか外に向かえないですよね。曲作りも自分やバンドの中だけになっちゃう感じがあったので、PPT Online Studioはそこも開きたい感じがあって。お客さんの話とか仲いいバンドマンの話も聞きたかったんですよね。

ーそういうのも取り入れつつ、今作の曲が仕上がってきたんですか?

浪越:実はそこまで取り入れてないんですよね。「SO YOUNG」はPPT Online Studioでも一番視聴者の評価が低かったんですけど、それをアレンジしてみたりして。どっちかというと、再始動のために自分らはこうしたい、こういうのを作りたいっていうのは結構あって。それをどう思うかを皆に訊きたかったかもしれないですね。

タノ:どうしても制作って閉じこもっちゃうし、ライブもないとなかなか外に発信する機会もなかったんで、それならこれごと見せちゃうのが面白いんじゃないかなって思って始めました。

ー収録曲でもPPT Online Studioで仕上がった「SO YOUNG」と「Rodeo」が収録されています。「SO YOUNG」は若さで突き抜ける勢いのある曲だと思うんですけど、デモと比べてもBPMやイントロのリフも変化してましたね。

岩渕:「SO YOUNG」はEPに入れることを悩んだ時期もあって。やっぱり青すぎる、ポップ過ぎるんじゃないかなという印象があったんですよ。もっと渋いEPにしたほうがいいんじゃないかな、と悩んだんですけど、やっぱりいい曲だしいいメロディーなので選曲しました。

浪越: 「SO YOUNG」は元々がザ・フー的なギターのアレンジだったんです。それも好きだったんですけど、そのままだと他の曲と折り合いがつかないなって思ったんですよね。石毛さんにも相談したら、「これは青すぎるぞ、しかも君たちが今やる青さじゃない」っていうアドバイスをもらって。そこからBPMを上げたり、もうちょっとインディー色の強いポストパンクみたいなところに着地させようとして今のアレンジにしました。



ーザ・フーのオマージュということはPPT Online Sstudioでも仰ってましたね。他にもPPT Online Sstudioで生まれた曲には、ストロークスやオアシスのオマージュもありました。洋楽からの影響は大きいんですか?

浪越:大きいですね。洋楽のメジャーなロックバンドから今のサウスロンドンシーンあたりのUKの音楽が好きなんですけど、今回の作品は特にそういうイメージを入れて作りましたね。

ータノさんはベースのアプローチいかがでしたか?

タノ:僕は色々と手を加えたくなるタイプなんですけど、「SO YOUNG」に関してはシンプルなルートの八分だけだったりして。余計なことをしない、それだけでかっこいいと思わせる、ギターと歌がしっかりかっこよかったから、それを信じてシンプルに弾くっていうのを意識しました。この曲が一番ベースとして支える感じなのかなと思います。

ー「Rodeo」はいかがでしょうか。サーフロック的な要素が感じられますね。

岩渕:デモの段階ではサーフロック的なリフをガレージロックリバイバルっぽく作っていたんですよ。これバンドでやったら楽しそうと思って、スタジオでやってるうちにどんどん楽しくなっていって。「このリフ永遠にできるやん!」ってずっと転がしながらやってたんですけど、それを石毛さんとやったときに「もっとバンド感出せるというか、きわきわを攻められるぞ」って言われて。そこでBPM上げたり、キーを上げたりしたんですよ。それでギリギリの感じも出てきて、どんどん楽しくなっていった曲で。最初はガレージっぽかったんですけど、音作りから何からぎりぎりな感じになっていって、最終的にポストパンクっぽくなったんですよね。



ーデモ段階では良い意味で土臭いというか、ボーカルも気怠げな感じがありましたね。それがギリギリを攻めていく中で、また雰囲気が変わったのかなって思いました。

浪越:元々最初のデモがめちゃくちゃサーフで、そこからPPT Online Studioでガレージっぽくなっていって。最終録音する段階では、BPMも上がったことでパンクっぽい成分も入ってきたと思います。サーフロックからスケーターパンク、サーファーがサーフボードからスケボーに持ち替えて街で悪がってる、みたいなイメージですかね。ギターソロも2本弾いてるんですけど、そのうち一本はハウリングしているようなフレーズを弾いて、そこに悪さとギリギリ感を込めました。

ーそういうアプローチって基本的に皆さんで相談して決めるんですか? 浪越さんが持ってきてこれだ!ってなるんですか?

浪越:皆がそういうイメージを弾いたりしている時に「いいじゃん」ってなったらそれで言葉にしなくても伝わっているのかなと思います。バンドなんで、スタジオで合わせつつ確認してみたいな作業ですかね。

ータノさんはいかがですか? ベースはギターと絡むようなリフがメインですね。

タノ:「Rodeo」はユニゾンなんですけど、BPM215で弾き続けるのはベースとしてはかなりきつくて、ひたすらトレーニングを重ねています(笑)。「Rodeo」に関しては体力勝負って感じですね。ギターはスケボー乗るくらいの感じで行けるんですけど、ベースはマッチョイムズ。レコーディングも一発で決めるぞくらいの気持ちでやっていたので、いいドライブ感だと思いますね。

岩渕:タノが全部ダウンピッキングできるようにやってきたことがあるんですけど、壊れたゼンマイの玩具みたいでした(笑)。

ーBPM215でダウンピッキングはなかなかきついですね。

タノ:軽いノリでやり始めたんですけど、取り憑かれたようにやってたらできるようになっちゃって。全部ダウンだとロー感がちょっと足りなくなるのでちょっと違うなと思ったんですけど、ダウンを経たことで自分のピッキングスピードがめっちゃ速くなったんでよかったです(笑)。

ー「Sad Good Night」は昨年末に配信リリースされていましたね。結構原点回帰というか、ストレートなロックサウンドかなと思うんですけど。

岩渕:このEPの中では一番最後にできた曲ですね。パノパマの中では新機軸な曲なのかなと思っていて。最初のデモではもっと分厚いコードが鳴ってONE OK ROCKみたいな感じだったんです。でも、アレンジを重ねて今バンドとして聴いていて面白いものは何かなと考えていくうちに、間が空いている、埋まり切っていないサウンドっていいよねって波越と話していて完成した曲なんです。むしろここまでこうシンプルに音数を絞って空間がある曲って、パノパナになかったんじゃないかなと思います。

ーこの曲の歌詞についてもお伺いしたいんですが、歌詞内のくすぶってる感じは音楽活動が思うようにいかない状況への思いも込めたりしていたんですか?

岩渕:そうですね。去年の秋くらいに、ライブもなければ曲も出してくところもない。外に出す場がないっていうことで閉鎖的になって。PPT Online Studioも終わっていたので作り続けるっていうことがつらくなっていたんですけど、その思いをそのまま歌詞にしたっていう感じですかね。全曲とも少なからずコロナ禍での思いを託しているんですけど、「Sad Good Night」は特に進みたいけど進めない中でもやっていきたいっていう感覚ですかね。

浪越:自分たちが最近聴いているロックバンドの中でかっこいいと思うのは、間が空いているものだったんです。なのでベースとバッキングギター、リードギターで被っているところがないようにしました。そういうのは前からやりたかったんですけど、やったことなくて。そこで石毛さんに力を借りて、アドバイス通り弦2,3本だけで八分で鳴らすだけですごくかっこよくなって。あとはザ・ストロークスの新譜『ザ・ニューアブノーマル』が好きすぎてそれに捧げたところもありますね、個人的には。

タノ:Bメロのベースが曲に効いてるのかなと手応えがあります。Aメロは淡々と進んでいって、Bメロで急に出てくる感じで。それがいい意味でアンバランスな躁鬱感が出るかなと思いますね。他の収録曲はベースで曲を展開させていく曲調じゃなかったので、「Sad Good Night」のBメロはうまいこと曲を動かせるベースを弾けたのかなと。

ーベースのアプローチについても、石毛さんと話し合ったりアドバイスもらったりしたんですか?

タノ:どっちかと言うと、アプローチよりは弾き方の面でのアドバイスをもらうことが多かったですね。僕はずっとジャズべースを使って弾いてたんですけど、プレシジョンベースの方が曲に合ってるんじゃないかと言ってもらって、実際に4曲ともプレべで弾いたり。フレーズっていうよりは弾き方へのアドバイスの方が自分的には大きかったですね。

ー今作唯一の新曲「氾濫」についてはいかがでしょうか? 歌詞からは現代社会の情報やモノの多さが氾濫してしまっていることを歌っているイメージを受けました。

岩渕:まず「孤独な歌が宙に彷徨った」というフレーズが思いついて。その時に、コロナ禍ややりようのない歌が彷徨っている状態が2020年だったなと思ったんです。今は色々なものが溢れていて、ライブもインターネットを繋げれば見れるようになって、がモニター越しに手に入るようになっていった。けど、その人の歌やライブだって思って聞かないなと思うんです。ものが溢れている時だからこそ、唯一無二のものってとても大事だということに気付けた、そういう思いを歌にしました。その中で零れてくる言葉だったり、ライブの中でポロって出る熱量だ、気持ちよさって本当に替えがきかないですね。

浪越:この曲こそ一番イギリスのパンクムーブメントみたいな感じですね。それこそガレージロックリバイバル的な感覚で、リフが一本あってそこにボヤキをのせていって、毎回スカみたいなサビがくるみたいな。リフが続いていきそうになって、気持ちが溢れそうになったらスカで解放されるイメージです。「そのリフの部分をもっとズンズン大きくしたらこの曲が良くなるんじゃない?」って石毛さんが言ってくれて、そこの展開をどんどんかっこよくして、そこからガレージロックリバイバルっていうよりは悪いギターの音も目指して。

岩渕:最初はそれこそ2000年代のリバイバル感があったけど、最新のリバイバルパンク、ガレージロック的なものにして。新しいよりはリバイバルっぽいもの、そこからひりひりしたものに。どこかルーツは感じるけど新しいみたいな。

浪越:確かにそれをどの音で鳴らし直すかっていうのはあると思ってて。「氾濫」と「Rodeo」はリバイバルっぽいですけど、自分たちの解釈を加えて、自分らで面白くするにはどうすればいいんだろうって考えてましたね。

タノ:最初「氾濫」のベースは凶暴な音を作って持って行ったんですけど、石毛さんからギター用のエフェクターを貸してもらったんです。プラズマ回路でプラズマを発生させてひずませるみたいなものなんですけど、普通のベーシストが歪ませるところの認識の歪みを超えた、独特な歪み方になって効いているなって思いました。知り合いのベーシストに聴かせると「あのベースの音どうやってるの?」ってよく聴いてもらえて。ちょっと引っ掛かりのある、でもちゃんと歪んでドライブ感があるし良い音ができたと思いました。

ー今回大阪と東京でのレコ発ツアーが控えていますね。久しぶりのワンマンツアーに向けて意気込みはいかがでしょう?

浪越:僕は何より新作の曲をやるのが凄い楽しみで、それをお客さんに早く見てもらいたいなっていうのが一番ですかね。

タノ:今回のワンマンは新作も勿論そうですけど、昔の曲をいまのPanorama Panama Townがやったらっていうアレンジをすごい進めていて、昔から見てくれている人ととかにも、また新しいかっこいいところを見せられるライブにしたいです。

岩渕:今はスタジオも楽しいし、バンドとしてもとても仕上がって良い状態なのでお客さんの前でやるのもすごく楽しみですね。このコロナ禍で来てくださる人ってリスクを背負ってきてくれる人達だと思うので、良いライブを見せたいし、いい日だったなって思ってもらえるようにしたいですね。


<リリース情報>



Panorama Panama Town
EP『Rolling』

発売日:2021年4月7日(水)
価格:1500円(税込)
=収録曲=
1. Sad Good Night
2. Rodeo
3. 氾濫
4. SO YOUNG


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