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「気に入らない記者袋叩き」は「重要な部分で真実」 橋下徹氏への名誉棄損、2審も認めず

産経ニュース / 2024年9月26日 17時42分

橋下徹氏

れいわ新選組・大石晃子衆院議員のインタビュー記事で名誉を傷つけられたとして、元大阪府知事の橋下徹氏が大石氏と「日刊現代」(東京)に計300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が26日、大阪高裁であり、徳岡由美子裁判長は橋下氏の訴えを退けた1審大阪地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

記事は令和3年12月、「日刊ゲンダイ」などで掲載。大石氏は、公職時の橋下氏のマスコミ対応について「気に入らない記者は袋叩き」「飴(あめ)と鞭(むち)でDV(ドメスティック・バイオレンス)して服従させていた」などと発言した。

判決理由で徳岡裁判長は1審と同様、橋下氏が意に沿わない報道機関や記者に対して、攻撃的な対応や取材を拒否するなどの不利な対応をしたという指摘は「重要な部分について真実」と判断。それに基づく発言全体も「論評の域を出ず違法性を欠く」と結論付けた。

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