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共通テスト「思考力」問う傾向、鮮明に 一部科目は難化も

産経ニュース / 2022年1月15日 22時25分

大学入学共通テストに臨む受験生=15日午前、兵庫県西宮市の関西学院大学(沢野貴信撮影)

今回で2度目となる大学入学共通テストは、前身の大学入試センター試験よりも受験生の思考力や判断力が試されるのが特徴だ。各大手予備校の分析によると、15日に実施された地理歴史・公民と国語、外国語でも、会話文や複数の資料・データを用いて多角的・多面的に考察させる出題が目立ち、前回からの難化が指摘される科目もあった。

日本史Bについて、河合塾の分析担当者は「やや難化した」と指摘した。昨年度(第1日程)に比べて多様な資料を用いた出題が増加し、思考力などを求める姿勢がより強く打ち出された。「人名から見た歴史」を題材に各時代の命名などを取りあげた設問もあり、「現代における夫婦の姓など時事的な話題を意識した出題もあった」(同塾)。

一方、世界史Bでは、ほぼ読まなくても解ける実質的な知識問題と、熟読を要する設問が混在。代々木ゼミナールの分析担当者は「個々の問題がどちらなのかを見極め、頭を切り替えながら解くことが求められた」と解説するが、難易度は「昨年並み」とした。

現代社会では、市役所の就業体験に参加した高校生の記録が題材となり、公民科で注力される主権者教育を意識したとみられる。

国語では、生徒の作成したメモを用いて、2つの文章の比較と統合を求める出題があった。ベネッセコーポレーションと駿台予備学校の分析担当者は「センター試験の踏襲色が濃かった昨年に比べ、共通テストらしさがより強まった」と語る。全体として、複数の文章や資料を関連付ける力がさらに求められることになり、「やや難化した」。

英語のリーディング(筆記)では、料理本や学校新聞、ブログなど身近な場面を素材にした英文が出題。代々木ゼミナールによると、本文と設問、選択肢を合わせた英文の総語数は昨年比約500語増の約6千語。分析担当者は「素早く必要な情報を読み取る力が問われた」と語った。

英語のリスニング(聞き取り)は映画館の座席決めなどの対話を聞き、ふさわしい選択肢を選ばせる設問が出された。

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