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H2Aロケット、49号機26日打ち上げ 50号機も機体公開「必ず成功させ有終の美へ」

産経ニュース / 2024年9月25日 18時30分

公開されたH2Aロケット50号機の第1段機体=25日、愛知県飛島村の三菱重工業飛島工場(伊藤壽一郎撮影)

打ち上げが二度延期されていた日本の主力大型ロケット「H2A」49号機は、26日午後2時24分20秒、国の情報収集衛星を搭載して種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられる。遅れが生じた場合、最大で同日午後2時25分21秒まで延長する。予備期間は、翌27日から10月31日まで。

49号機の打ち上げに先立ち、三菱重工業は25日、H2Aの最終号機として製造中の50号機の胴体部分を飛島工場(愛知県飛島村)で公開した。直径4メートルの円筒形の第1段(長さ37メートル)と、その上に取り付ける第2段(長さ11メートル)で、30日に種子島宇宙センターに搬入して組み立てる。宇宙から温室効果ガスを観測する国の衛星を搭載し、今年度中に打ち上げる。

48機中47機の打ち上げに成功し、極めて高い成功率で日本の宇宙開発を支えてきたH2Aは、50号機で引退し、日本の主力大型ロケットの座を後継のH3に引き継ぐ。

機体公開に立ち会った三菱重工の穎川健二プロジェクトエンジニアは、「50号機も必ず成功させてH2Aの有終の美を飾り、H3にバトンを渡したい」と話した。

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