1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

子供たちの笑顔をロケットで宇宙へ、モザイクアートを制作 奈良県大和郡山市

産経ニュース / 2024年8月27日 14時13分

高間いろはさんがデザインしたモザイクアートの原案(奈良県大和郡山市提供)

奈良県大和郡山市は、市制70周年を記念し、子供たちの集合写真で作ったモザイクアートを国際宇宙ステーション(ISS)に届ける。デザインは、市立郡山中学校2年生の高間いろはさんの作品。市立幼稚園や市立小中学校に通う約5700人の集合写真約500枚でモザイクアートが制作され、ロケットに搭載される。

航空写真や集合写真などを手がける国際総合企画(東京都)の「こども宇宙プロジェクト」の一環。同プロジェクトは、子供たちに宇宙を身近に感じてもらうため、ISSが完成した平成23年から始まり、これまでさまざまな自治体が参加して、子供たちが書いたメッセージや植物の種子などをロケットに乗せて打ち上げている。

今年は、大和郡山市のほか、埼玉県狭山市や千葉県成田市など節目を迎える自治体が、子供たちの写真で作ったモザイクアートを宇宙に届ける。

大和郡山市では市立中学校5校から1点ずつモザイクアートの原案が出され、市立小学校11校の児童たちによる投票の結果、高間さんの作品「宇宙船の窓から宇宙と地球を眺める金魚」が選ばれた。高間さんは「宇宙の神秘的で不思議な感じをイメージした。大和郡山市がこれからも楽しくのびのびと、個性的な市にしていけるよう、願いをこめました」とコメントした。

子供たちの集合写真の撮影はすでに終えており、現在は国際総合企画がモザイクアートを制作中。完成したモザイクアートは、12月にアメリカから打ち上げられるロケットに搭載してISSに届けられ、船内でお披露目される。その映像は後日、各幼稚園や小中学校で公開され、モザイクアートは帰還後に市内各所で展示する。

また、市は宇宙関連事業として11月22日、市立中学3年生を対象に、宇宙物理学者の柴田一成さんやミュージシャンの喜多郎さんによる公演を開く予定。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください