日本航空350便墜落事故 機長の「逆噴射」で大惨事 警視庁150年 73/150
産経ニュース / 2024年8月31日 7時0分
昭和57年2月。33人が死亡した「ホテルニュージャパン」火災翌日となる9日、東京・羽田空港沖で日本航空350便が墜落した。
9日午前7時34分に福岡空港を離陸した350便は、羽田到着目前の8時44分ごろ、滑走路まで約500メートルの海上に墜落した。死者24人、負傷者149人を出す凄惨(せいさん)な事故となった。
墜落は故意によるものだった。着陸を控える中、男性機長=当時(35)=が、通常は着陸後機体を減速させるために行う「逆噴射」を実施。「キャプテン(機長)、やめてください!」。副操縦士が制止したが、機体は海面に突っ込んだ。機長は警視庁の聴取に対し「『イネ(死ね)』という強い幻声に支配され墜落させてしまった」と供述。精神鑑定で統合失調症を患っていたことが分かった。
焦点になったのがパイロットの管理だ。事故前に機長は「心身症」と診断され、一時は操縦を離れて療養を続けていたが、会社側は前年に職場復帰させていた。機長は航空危険行為処罰法違反罪は不起訴となり、措置入院となった。(内田優作)
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