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「ミキハウス」自治体と全国初協定 創業地の大阪・八尾市と、清水希容さんら「夢を応援」

産経ニュース / 2024年9月25日 8時8分

子供服ブランド「ミキハウス」を展開する三起商行(大阪府八尾市)は24日、創業の地でもある八尾市と地域振興など9分野にわたる包括連携協定を結んだ。同社が地方自治体と協定を結ぶのは全国で初めてで、子育てなどをテーマに地元への地域貢献を強化する。

具体的には、同市のふるさと納税返礼品に同社製品を加えることや、子供らを対象にしたスポーツ教室の開催、2025年大阪・関西万博の開催機運の醸成を図ることなどに取り組む。災害時に同社が市民らに臨時避難所を提供することなども検討する。

昭和46年に同市で創業した木村皓一(こういち)社長は「子供たちの夢を応援し続ける企業でありたい」と強調。子供服製造で「八尾の奥さんたちの内職に支えてもらった。八尾から本社を移すことはない」と地元への恩返しの意味もあるとした。

大松桂右(けいすけ)市長は今回の協定で「市民サービスの向上につながれば」と語り、特にミキハウス所属選手らのスポーツ教室などで子供らに「ほんまもんに触れてもらい、夢や希望を持つきっかけになれば」と話した。

協定式には、5月に競技生活を引退したミキハウス所属で東京五輪空手女子形銀メダリストの清水希容(きよう)さん(30)も出席。「空手は身体も精神も鍛えられる武道。私も空手の魅力を伝える場に参加できたらと思う」と子供たちへの指導に意気込みを見せた。

社会人野球の八尾市代表でミキハウス硬式野球部の陣田匡人(まさと)監督(45)も「野球教室で子供らに元気をもらえ、勉強になる。もっと応援してもらえるチームになれれば」と話した。

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