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青い花と動物のような毛を持つ絶滅危惧種タヌキマメ 大阪公立大学付属植物園で開花 花さんぽ

産経ニュース / 2024年9月25日 15時45分

鮮やかな青い花の下には、ある動物を思わせる褐色の毛に覆われた果実が連なる。その名もズバリ「タヌキマメ」(狸豆)。大阪府交野市の大阪公立大学付属植物園「西日本絶滅危惧植物」エリアで開花している。草むらなどに生えるマメ科の一年草だが、自生地の減少で今は貴重な存在だ。

古い時代の帰化植物との説もあり、日本各地に分布。花は直径約1センチ。花茎の下から上へと咲き、花のあとは毛に覆われたガクが実を包む。中にはさやがあり、熟すと種がはじけ飛んで、増えるという。

同園では1メートル四方に勢いよく群生。花は発色が良く、小さいながらも魅力的で、同園によると「今年は花付きがいい」。午後に開花して夕方には閉じるので観察時間は注意が必要。7~9月と花期は長く、もうしばらく楽しめそうだ。

ことわざや童謡、置物など日本人の生活の中にはタヌキが溶け込んでいる。植物界のタヌキさんもなくならないでいてほしい。

午前9時半~午後4時半。月曜休園(休日の場合は開園)。大人350円、中学生以下無料。毎週水・土曜に無料のガイドツアーがある。9月は10時半、10~11月は午後1時半からで、当日先着30人。問い合わせは同園(072・891・2059)。

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