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台湾野党、総統選の統一候補発表見送り 一本化実現は不透明に

産経ニュース / 2023年11月18日 18時54分

【台北=矢板明夫】来年1月に投開票が行われる台湾の総統選で、候補を一本化することで合意していた最大野党、中国国民党と第2野党、台湾民衆党は18日、予定していた統一候補の発表を見送った。候補の選出基準を巡り両党に見解の違いがあったという。

両党は「今後も協議を続ける」としているが、総統選の立候補届け出の締め切りは24日に迫っており、結論を出せるかどうかは不透明な情勢だ。

国民党の候補、侯友宜氏と民衆党の候補、柯文哲氏は15日の協議で、世論調査の結果をもとに、より当選の可能性が高い候補を選ぶことで合意、18日に統一候補を発表するとしていた。しかし両党から依頼を受けた世論調査の専門家たちが、台湾メディアによって17日までに発表された6つの世論調査の結果を分析したものの、意見がまとまらず結論を出せなかったという。

総統選を巡っては与党、民主進歩党の候補、頼清徳氏がこれまでに各種世論調査で有権者の4割近い支持を集め、リードしている。侯氏と柯氏はそれぞれ2割前後の支持率を集めて追う構図だ。2人の支持率を合計すれば頼氏を上回るため、両陣営は10月から候補を一本化する協議を続けていた。

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